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小学生低学年の家庭学習は百ます計算をさせよ!!!

こんにちは。

よろず学習塾塾長のYOROZです。

みなさんの小学校時代は何の習い事が流行っていましたか?
私の時代は、そろばん、水泳、ピアノで、私は毎週金曜日に水泳を習っていました。
下校→スイミングスクール→母親のカレー→金曜ロードショー→爆睡
この流れは最高でした笑

さて、本日のテーマは、
「小学生低学年の家庭学習は百ます計算をさせよ!!!」

目次
1. 百ます計算とは
2. 百ます計算から得られる本当の能力
3. まとめ

1.百ます計算とは?
 百ます計算は昭和60年に世に広まりました。30年以上も前からある学習法です。
 ご存知の方も多いと思いますが、縦10×横10のますの左と上に0〜9の数字が書いてあり、行と列が交差している部分を計算していきます。
 あの単純な計算学習は、皆さんが考えている以上に素晴らしい力をつけてくれます。


2.百ます計算から得られる本当の能力

 ☆計算する工程を瞬時にイメージし、頭の中で数字を動かす力がつく。 

 百マス計算のメリットは「計算の処理の早さ」にばかり焦点がいきがちですが、百ます計算の本質はそこに無いと私は考えています。
 数字が常に変わっていく中で次々と計算処理していくので、頭の中ではとてつもない情報量が飛び交っています。また、左上から順に計算していくなどというルールはなく、百ますどこからどう計算するかを考える必要もあるのです。

 与えられた百ますの攻略法を考える→ひたすら計算→答え合わせ

この訓練を家庭学習として毎日、お子さんの帰宅後に取り入れてみてください。10〜15分もあればこの1サイクルを十分こなせます。
 では、この能力がどのように活きていくのか説明します。
 例えば、
 15×13=? 

というような計算が必要になったとします。筆算で視覚化して答えを導き出す生徒、あたかも机に算盤があるが如く指を動かして答えを導くそろばん塾生がいるでしょう。
そのような中で百ます計算をやってきた人間はこのように計算するのです。

 15×10+15×3=195

この式が頭の中でスッと浮かび上がり、瞬時に答えを導き出します。
頭の中で計算式を計算しやすいように置き換え、簡単な計算で処理しようとするのです。
 この計算の流れを瞬時に頭の中で整理し、答えを導ける生徒はとても少ないです。
 「どんなに難しい計算でも式を簡単にすればなんてことはないじゃん!」
というマインドが備わります。

嘘だと思う方がいるかと思いますが、この塾長YOROZは百ます計算で数字に強くなりました。

冒頭でもお話ししましたが、私が小学生の頃はそろばん塾に通っている子が多く、何段までいったとかいう言葉が教室内でよく飛び交っていました。
私の母親は、

「このままではうちの子が他の生徒に遅れをとってしまう!やばい!」

と思ったのでしょうね。そこで

「YOROZ、今日からこれを帰ってきたら毎日やりなさい」

と百ます計算を買ってきました。私は大人しく従い、毎日帰宅後やってましたよ。私も負けず嫌いなところがあったので、そろばん勢を見返してやろうと思ってましたからね笑
小学3年生までやっていましたが、計算処理能力は人一倍あったと思いますよ。そろばん勢とも競い合える、それ以上の能力が備わっていたと思います。

そうすると算数が楽しくなってくるんですよ。
自信が楽しさに繋がり、良い影響をもたらしてくれます。


3.まとめ

・小学低学年の家庭学習は百ます計算がオススメ

・その理由は、物事を単純化して解決する能力が備わるから

・百ます計算は算数が楽しくなるきっかけをくれる

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