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ちゃんと知ってる?ザックリ日本神話

皆さんはじめまして、をみんと申します。

神話と聞いてどんなものを連想しますか?

ギリシャ神話?エジプト神話?それとも日本神話?

この世の中には様々な神話がありますが、今回はその神話のうちの1つ、日本神話についてお話していこうと思います。


1.そもそも神話って?

世界中に神話というものは幾つも存在しますが、そのほとんどが政治と深く関係があるのです。

一人の人間が国をまとめようと思ったら信頼や権威、武力など様々な力が必要となります、その力があるからこそ民が国王に従うわけです。

しかし、現実はそう甘くありません。

国民全員から信頼される王なんてほぼ居ませんし、武力だって兵士が裏切ったら終わりです、ではどうやって信頼され、兵士に裏切られないようにするか、ここで神話が出てくるわけです。

つまり

「俺はこの世界を創った神の末裔だ、だから俺は偉い。」

て事ですね。

それでももちろん反乱や裏切りは起きるのでその都度、○○神は実は邪神で本当の神は△△神である、そしてその△△神の末裔こそこの私だ!

とか、そんな感じで神話が広まっていったわけですね。

まあ、一神教の物もありますが、その場合は神の代弁者だとか、神話上の偉大な人物の子孫だとかそんな感じです。


2.イザナギとイザナミの登場まで

さて、この記事を読んでいる皆さんは日本神話に登場する神様をどれくらい知っていますか?

イザナキ(伊邪那岐)やイザナミ(イザナミ)、アマテラスオオミカミ(天照大御神)やスサノオノミコト(須佐之男命)、ツクヨミ(月読命)などはスマホゲームなどで見たことがあるひとは多いのではないでしょうか?

デデン♪ここで問題です。

日本神話に最初に登場する神様の名前はなんでしょう?

多くの人はここで、イザナキやイザナミを思い浮かべたでしょう、ですが、実は日本神話に最初に登場する神様はイザナキ、イザナミでは無いんです。

では誰なのか、それはアマノミナカヌシノカミ(天御中主神)なんですね、誰それ?!となった人が多いのではないでしょうか?

それもそのはず、このアマノミナカヌシ、後に生まれたタカミムスヒノカミ(高御産巣日神)とカミムスヒノカミ(神産巣日神)の二柱(※柱は神様を数えるときの単位)と共に宇宙のあらゆる物を生み出した後に身を隠してしまうんです。

宇宙の中心そのものであるアマノミナカヌシノカミは古事記の冒頭でしか語られることはありません。

では?その三柱の次にイザナキ、イザナミが生まれたのでしょうか?実はそれも違うんです。

三柱が身を隠した後も目に見えない神様が続々と生まれていき、そしてやっと目に見える神様が現れます。

それが男神(おがみ)であるウヒヂミノカミ(宇比地邇神)と女神であるスイヂニノカミ(須比地邇神)です。

そう、まだイザナキとイザナミは出てこないんですね。

そこからさらに、様々な神様が生まれそこでやっとイザナキとイザナミがでてくるわけです


3.最後に

今回は日本神話のはじめ、冒頭に着いてザックリお話していきました。

どうだったでしょうか?

日本神話に着いて少しでも興味を持っていただけたら幸いです。







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