「幻の瀧」で知られる富山県の皇国晴酒造さんをお招きして、第26回「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」を開催しました!
日本各地の名だたる酒造メーカーさんをお招きし、おいしさへのこだわりをお聞きしつつ、自慢の銘柄を養老乃瀧のお料理とペアリングして楽しんでいただく「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」。今回は、10月9日水曜日に行った会の模様をレポートします。
■日本の名水100選』に認定された軟水を使用
お招きしたのは皇国晴酒造さん。富山県黒部市にある由緒ある酒蔵さんです。
今回は東日本担当の営業本部長・曽根修次さんが来てくださりました。
「私どもの蔵は黒部川が流れ込む富山湾から非常に近い場所にあり、水が非常に豊かです。地下50mから湧き出る水は軟水でおいしく、日本の酒蔵で唯一、環境省が認定する『日本の名水100選』に選ばれています」
創業は古く、酒蔵がいつ生まれたかは実は定かでありませんが、1818年に今の場所にあったことはわかっているそう。昔は創業者の名前を取って「岩瀬酒造」という名前でしたが、明治時代に名前を変更しています。「皇国晴(みくにはれ)」というユニークなお名前は当時、日露戦争で大国ロシアを打ち破った勢いにあやかりたい、という思いで命名されたそうです。
メインブランドは「幻の瀧」。黒部川上流にある「剣大滝」がネーミングの由来となっています。この滝は黒部峡谷の最奥部に位置し、急峻で音は聞こえるもののなかなかたどり着けないことから「幻の滝」と言われており、そこから名づけたそうです。
「お酒は全体的に日本酒度3から4が中心で、辛口が中心です。でも、あまりそう感じない人も多いです。おそらく、軟水で水の滑りがいいからでしょうね」と曽根さん。
皇国晴酒造の杜氏は、4代目となる代表取締役社長・岩瀬慎吾さんの奥様でもある岩瀬由香里さん。由香里さんは富山県初の女性杜氏。もともとパン屋さんになりたくて大学時代に発酵工学を学んでいたところ、日本酒の魅力に取りつかれ、地元の和歌山で杜氏の見習いをされていたそうです。
その後、岩瀬社長と結婚。しかし当時の皇国晴酒造には別の杜氏さんがいらっしゃり、子育てなどで余裕もないことから、杜氏の夢は諦めていたそう。ところが3年前に杜氏さんが辞めることが決まり、皇国晴酒造のお酒造りを絶やすわけにはいけない! と一念発起。2022年に杜氏になられました。
岩瀬社長によると、由香里さんが杜氏になってお酒の味が変わったそう。キメが細かく優しい味の理由は水質だけでなく、由香里さんの人柄によるものも大きそうです。
そんなな国晴酒造さんについて、詳しくはこちらをごらんください。
■今回持参いただいた銘柄と、ペアリングしたおつまみは?
①純米吟醸 幻の瀧
②幻の瀧 本流
③幻の瀧 純米大吟醸
④幻の瀧 名水乃蔵 特別純米酒
⑤上撰 豪華生一本
■「養老乃瀧で日本酒を楽しむ会」今後の予定
養老乃瀧ではさまざまな酒造メーカーさんをお招きし、日本酒のおいしさの秘密に迫るイベント『養老乃瀧で日本酒を楽しむ会』を定期開催しています。
次回は11月13日水曜日。いよいよ今年最後の開催となりました!
ぜひ、ふるってご参加ください。
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では、また!
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