見出し画像

養老乃瀧鹿島田店の「子ども食堂」。大好評です!

今回は、加盟店によるオリジナルの取り組みをご紹介します!

養老乃瀧鹿島田店は今年から「子ども食堂」の取り組みをスタートさせました。同店では営業の空き時間を利用し、毎月一度、子どもたちに温かい食事を提供しています。

取り組みの背景について、オーナーの松枝光弘さんにお話をうかがいました。

未来のある子ども達に、温かいご飯を食べてもらいたい。

養老乃瀧鹿島田店(加盟店)が今年「子ども食堂」をスタートさせました。同店では毎月第3水曜日の夕方に店舗を開放し、子どもとその保護者に食事を格安で提供しています。

今、子どもを取り巻く境遇は複雑。一人親や両親共働きであることからなかなか温かい食事を食べられない子どもがいたり、物価高で毎月の食費が大きな負担になっている家庭があったりと、事情もさまざまです。

松枝光弘さん

オーナーの松枝さんはこう語ります。

松枝さん「2年前、コロナ禍のころに、当時調理長だったカズさんという方と『世の中のために何かできないか』と話していたんです。でも、カズさんがその後、病気で亡くなってしまって…。遺志を継ぐ形で今年、子ども食堂をスタートさせました。

根底にあるのは、一人でご飯を食べなくてはいけなかったり、親御さんの収入が減ってちゃんとご飯を食べられない子どもに、温かいご飯を食べてもらいたいという思い。営利目的でないことは自治体にも話してあり、この時間帯は居酒屋営業は行わず、子ども食堂に専念しています」

時間帯は毎月第3水曜日の16時から18時までの2時間。金額は子どもが100円。保護者が300円。限定30食となっています。

メニューは二つ。こちらは唐揚げ定食
こちらはハンバーグ定食

ゆくゆくは、子ども一人でも入って来れるように。

鹿島田店の子ども食堂は今年3月からスタートし、この8月まで計6回開催されました。保護者と一緒で、前回は27名。その前は10名前後。月を重ねるごとに参加者が増えています。

お友達同士、笑顔でピース
この8月にいらっしゃっていた保護者の皆さんは、保育園のママ友同士。皆さん夕方までお仕事されています。月に一度、温かいご飯をみんなでワイワイ食べられて、とてもいい機会になっているそうです

松枝さん「養老乃瀧は居酒屋業態ということもあり、今は多くのお子さんが保護者と一緒に来ています。ゆくゆく認知を広げ、子ども一人でも入って来れるようにしたいですね。そして、いずれは学習支援なども行っていきたいと考えています」

こういった取り組みを通じ、養老乃瀧の店舗が地域の交流拠点として活用されるのは、まさにうれしい限り。

ノートやお菓子を無料でもらえます!
お客様に募金していただき、そのお金をノートやお菓子に活用しています。「おかげ様で思ったより多くの金額を入れていただいており、こちらの持ち出しなどはありません。今後、余ったお金は寄付に回していくつもりです」と松枝さん

養老乃瀧 鹿島田店
川崎市幸区下平間113 1階
TE:L044-522-0046

松枝さんとボランティアスタッフの皆さん

松枝さん、これからも頑張ってください!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?