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起業に年齢は関係ない

大阪でシュークリーム専門店「Capri」を経営しているオーナーシェフの角島さんとお話する機会がありました。


角島さんは専門学校に在籍していた時からお店をだすために動いていて、 専門を卒業してからすぐにお店をオープンしたそうです。

僕はその経歴を見たときにすごく驚きました。

普通お菓子屋さんを出そうと思ったらある程度の修行期間を経て、最低でも5年くらいはどこかのお店でお菓子作りを学ぶのが常識だと思っていました。

けど角島さんはそうは考えなかったそうです。

パティシエの業界は特に女性の方が多く入ってきますが、同時に離職率も高くなっています。結婚などの理由である程度の年数になるとなかなか男性と比べても仕事を辞めてしまうことが多いです。

なのでそれより前に自分のお店を作ろうと考えたそうです。

けど修行の経験もないのにいきなり起業するのはそんなに簡単なことではないです。お店を出そうと思ったときには「経験」と「お金」が自分には足りてないと考えたそうです。

では、どうしたか。自分が持っているものでそれを補おうと考えたそうです。作るお菓子をシュークリームに絞る。1つ種類に絞れば必要な知識と経験もそこに集約すればいいのでそんなにかからないし、機材もシュークリームが作れる最低限の出費で済むので抑えることができる。

そうやってどうすれば自分の目標に到達できるのかを考えて実行していったそうです。

話を聞いていて、とにかく行動力がある人なんだなと思いました。パティシエをしている人で自分のお店を持ちたい人は多くいると思います。自分も将来お店を持ちたいです。でもそれはなんとなく漠然とした目標になってしまっているんですよね。

結局「いつか」で終わってしまっているから自分はどのくらい修行をしてどのくらい経験を積めばお店を開けるのかが全然考えれていない。なので目標はあれど、具体的な道筋もわからないまま進んでいたんだなと気づかされました。

お店を持とうと思えば多分今から動き出してもできるんです。

ただ、どんなお店を持ちたいか。今の自分の知識と経験で充分やっていけるお店なのか、足りないものはなんなのか。専門店をやるなら今からそれに特化して知識を集めるべきで、そうやって具体的な目標を定めると自然と今やるべきことが見えてくるなと思いました。

やるべきことを把握してから動いていく。もちろんやることすべてに意味はあると思うけど最短距離でいくなら必要なことからやっていったほうがいい。

なんにせよ学生のときから起業しようと動いて、実際いま2店舗も経営している角島さんはホントにすごいなと思いました。なかなか学生の時からそんなに動こうとは思わないものです。

自分から動いて何かをしている人と話すとやっぱり楽しい。

どんどんアクティブなことばかり出てくるから自分も自然とやる気がでてくる。もっといろんな人とお話してみたいと思いました!

とても貴重なお話をいただけてとても楽しかった。店舗のほうにはまだいけてないので大阪に立ち寄ったときはCapriさんのシュークリーム食べたいです!





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