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節分の難 鬼に優しい世界
人間のストレスを一心に受け止める。鬼の大仕事。
節分。
夜も更けてまいりました。
昨夜は日程間違えて帰った鬼も、やっと仕事が終わり。
何があったのか、聞くのもどうかと思う。
諸処で、鬼は仕事の度に
子供たちに散々登られ、噛まれ、
三つ編みの競争されたりしたのだろう。
誰だろう、お寿司のトレーを角に刺したのは。
…だいぶ、遊ばれている。
例のアニメの影響か、あのコスプレした子供に、
鬼の大事なパンツも盗まれ
挙句の果てに、大事な金棒を近所の川に捨てられた。
「お詫びに」と、その子のお父さんからウルトラダウンをもらった。
(ギリギリ隠れて良かった)
…のではなかろうか?
鬼は、
なぜ節分に登場するのか、今一度考えてみる。
悪役があれば、皆一致団結する。
ある種、高揚感と共に盛り上がるけど
こんな群集心理は宜しくないし、不要なのだ。
厄除け、というが魔を祓うのに、他者と戦う必要はあるのか?
己の悪心を取り除く方が建設的な気がする。
あの風呂敷の中身は、
大人の配慮と感謝。おそらく恵方巻きなどでいっぱいだ。
と、優しい世界を想像しながら、
2022年節分の夜が、勝手に終わっていく。
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