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早朝に野外でゲームをする小学生

最近出勤が1時間早まった。朝の1時間は昼の3時間に相当する価値がある。

急に寝る時間を変えるのは難しく、単純に睡眠時間が1時間減った。

慢性的な寝不足になり、眠い目をこすりつつ家を出る。まだうす暗いなか仕事に行く足取りは重い。

そのとき、遠くから子どものはしゃぐ声が聞こえてきた。なんだろうと思い、道の角を曲がると、そこには小学生が二人、ブルーシートの上で寝転んでいた。

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なんと二人は任天堂Switchで遊んでいた。かなり盛り上がっているようだ。まるで日曜の昼過ぎのテンションだが、今は平日のうす暗い早朝である。

なぜ外で、こんな早くから遊んでいるのか。

ひとけのない朝の景色の中で、二人の空間だけ明らかに浮いているように見えた。

幻のような光景だな、と寝ぼけた頭でぼんやり思いつつ、いつものバスに乗って仕事場へ向かった。

おわり


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