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歯磨きの5分間だけ、「無心」になる。

「無心」になる時間。
そういうのを意識的につくるのは、とても難しい。

たとえ「時間」があったとしても、「無心」になることを選択する頻度はそう多くはないはず……

そこで最近、「歯磨き」だけは「無心」で行おうと決めた。
「無心」すなわち、歯磨きだけに「集中」するということだ。

これまではついつい、スマホをいじったり、YouTubeを見ながらだったりで、「ながら歯磨き」をしていた。

「毎日」無心になる時間をつくるのは難しいけど、毎日の「習慣」を「無心」でやるというのだったら取り入れやすいのでは……?

そんな安易な考えから、「歯磨き」の5分間だけ「無心」になることにしたのだった。

そんな「無心な歯磨き」。
いまとのころとても「いい」感じた。

まずはじめに、歯磨きの「心地よさ」に気づいた。
ブラシが歯茎にあたる感じが心地よく、優しくマッサージしてあげるように力加減を調整するようになったのだ。

また、歯磨きに集中することで、その時間は「脳」が休めているといった感覚もあった。
そう。5分間のリフレッシュタイムだ。

たった5分間の歯磨きで、リラックス&脳のおそうじができて、そういうわけで「あ、これはとってもいい。」と思ったのだった。

歯磨きは1日に少なくとも3回はする。
だから合計15分間、毎日リラックス&脳のおそうじができるようになったのだった。

そういえば、お気に入りの瞑想本『瞑想を始める人の小さな本』にもこんなことが書いてあった。

日課としておこなうエクササイズはすべて、「意識を呼びさます鐘」の役割を果たします。ただ何となく日々を過ごす状態から抜け出して、毎日の日課をまるで初めての経験であるかのように満喫しましょう。ささやかなことも五感で、しっかりと受け止めるのです。たとえば、

歯磨き
着替え ……(略)

感性を磨くと日常生活に今までなかったような喜びを見出し、たとえ急いでいてもそれを味わうことができるようになる。つまり、いつも「今」に集中しながら人生を送れるということです。

『瞑想を始める人の小さな本』P28.
ささやかなことを大切にすべき理由

「今」に集中して人生を送る。
歯磨きという些細な日課を、無心になって行なおう。

いつも読んでいただきありがとうございます☆