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光のオルガン

11日は、「光のマンダラ」を頭上に戴いたピアノで
演奏します。

昨日のあさ
11日にご一緒させていただく
舞の妙香さんから
「宮沢賢治の本を見ていたら、この言葉が気になって
よりちゃんといつかこれをやる気がする」
という
メッセージが届いた。

「光のオルガンを力いっぱい弾け」

光でできたパイプオルガンのことらしい。
その詩に感じ入り、
パイプオルガンって私でもすぐに弾けるのかな、などと考えながら

ちょうど、夕方からリハーサルがあり
会場の宇フォーラム美術館に着いて、
動線や楽器の響きを確かめながら、セッティングの場所をみんなであれこれと吟味していたら

二紀和太留(ふきわたる)さんの絵「光のマンダラ」の真ん中にピアノを置いてみてはと、どなたかが提案してくれて

置いた瞬間に、妙香さんと私は声をあげてしまった。

「光のオルガン。。!これのことだったんだ。。!」

ステンドグラスのようでもあり
それこそ、パイプオルガンのようでもあり

そこにあまりにぴったりはまってしまったピアノを見ていたら、涙の出るような思いがした。

11日は、心をこめて
般若心経や リトアニアの聖歌
いのちの地球
など
演奏します。

この会場で
明日8日と 11日は 般若心経を唱い、舞うワークショップもあります。

光のオルガン

みんなが町で暮らしたり1日あそんでいるときに
おまえはひとりで石原の草を刈る
そのさびしさでおまえは音をつくるのだ
多くの侮辱や窮乏の
それらを噛んで歌うのだ
もしも楽器がなかったら
いいかおまえはおれの弟子なのだ
ちからのかぎり
そらいっばいの
光でできたパイプオルガンを弾くがいい

11年前のあの日から
たくさんの
たくさんの人たちが、この詩のような思いを感じ
心の中の光のオルガンを 弾いたことでしょう。

私もふくめ
これからもたくさんの人が
弾くことでしょう。

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空(くう)を唱い 舞フ@宇フォーラム美術館
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音を通じて調和する世界を 皆で創造していきたいと思っています。応援よろしくお願いいたします。