見出し画像

唯一の後悔


わたしは「人生一度きり」と
やりたいことはなんでも誰に反対されようがやってみる、という頑固な性格なので今まで後悔をした経験があまりないのですが、一つだけ唯一忘れられず後悔していることがあります。


それは、

16歳の春、飼い猫が軽い怪我をして帰ってきた時に友達との約束を優先して出掛けたこと

その日以来、にゃーしー(飼っていた猫の名前)とはもう会うことはありませんでした。

にゃーしーは元々野良猫だったのですが
雨の日に公園の木にしがみついて凍えているのを見つけて私が家に連れて帰り一緒に暮らすようになりました🏠


にゃーしーはだいぶ凶暴な子で母や姉には平気で顔面に引っ掻き傷や咬み傷を作るような子だったのですが、母親のように想ってくれていたのか友達だと想ってくれていたのかはわかりませんが、私には絶対に何があっても傷つけることがないような子でした🐱


私にとってもまた親友のように大切な存在で家に帰ったらずっとくっついていたし寝る時も一緒でした🛏️


普段から家と外は自由に出入りさせていて
時には鳩やスズメを持って帰ってきたり🥶
お外で犬や他の猫たちと喧嘩して怪我して帰ってくることは日常茶飯事だったので
病院に行くことも多かったです💦

そして、いつも通り
あの日も大丈夫だと思っていた


私が学校から帰ってくるのと同時に
お家に帰ってきたにゃーしー。
少し怪我をしていて元気がないなぁと
思ったけど、私は友達との約束を優先して出掛けてしまいました。

「帰ってくるの待っててね」

と撫でて抱きしめたそれが最後でした。

帰ってきたらにゃーしーはいなくなっていました。

いつもだったら夜か明日には帰ってくるだろう、で済むのですがなぜかその時は胸騒ぎがして。             

予想は的中し1週間経っても、1ヶ月経っても、3ヶ月経っても帰ってくることはありませんでした。

事が起きてから初めて自分が何をしてしまったのか気がついてずっと後悔の念に押しつぶされて泣き続けていました。


"あの時すぐに病院に連れて行ってあげていたら"

"ずっとそばにいてあげていたら"

にゃーしーと今もいっしょに
いられたかもしれない

学校から帰れば毎日夜まで外を探し続けました。そしてある日突然何食わぬ顔で帰ってきてくれるんじゃないかと待っていました。


でも帰ってくることはなかった。


私はその時、
人生で初めて大切な存在を失いました。


当時は
「猫は死期を悟ると飼い主の前から姿を消す」
という迷信を信じていて、きっとあの時の傷で自分の死を悟ってどこかへ行ってしまったんだ、軽い傷だと決めつけずに病院に連れて行っていれば…と後悔していましたが実際には猫は「死」という概念を理解していないそう。

それでも辛い時にそばにいられなかったこと。

にゃーしーの命に責任を持てていなかったこと。


ずっと後悔しています。

大人になった今でもずっと。


「絶対」はない


約束された当たり前の日常はない。

にゃーしーと過ごした日々はたったの半年間。

それでもまだまだ未熟すぎた私に
色んなことを教えてくれて、
高校3年間で一番濃厚な半年間でした。

水が大嫌いなのにお風呂の蓋の上で
出るのをずっと待ってくれるにゃーしー🐱


後悔なく生きる

私に教えてくれたのは

公園で拾った猫でした。




できる、できないじゃなくて、
やるか、やらないか。


私は家族のことも、自分自身のことも何もかも後悔一つ残したくない。
Beauty Japanもその一つ。


残り38日、自分自身を信じて🧚


よりこ


#結実のbj2023

--------
Facebookのフォローが応援になります📣
①私とお友達になる🤝

②Beauty Japanをフォローで完了🇯🇵


大会当日チケット、ガイドブック販売受付中✨
フォームからお申し込みください🤍












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?