本の感想「挑発する少女小説」
「挑発する少女小説」
斎藤美奈子
河出新書
バーネット「小公女」
オルコット「若草物語」
シュピーリ「ハイジ」
モンゴメリ「赤毛のアン」
ウェブスター「あしながおじさん」
バーネット「秘密の花園」
ワイルダー「大草原の小さな家」シリーズ
ケストナー「ふたりのロッテ」
リンドグレーン「長靴下のピッピ」
「大草原の小さな家」以外は全部読んだ事があるが、こんな結末だっけ
というのもあった。
「大草原」はテレビドラマを見た。
「秘密の花園」は大人になってから読んだ気がする。メリーが秘密の花園を手入れして生まれ変わらせるのが意外と面白かった。結末も覚えていたが、こんな解釈は考えなかった。
「長靴下のピッピ」は子供の頃夢中になって読んで、リンドグレーンの本はほぼ全部読んだと思う。
でもピッピの孤独は分からなかった。
「あしながおじさん」も著者の解釈によると、ただ主人公が大金持ちと結婚するシンデレラストーリーではなかった。
わくわくして昔読んだ事を思い出しながら、新しい解釈に感心した。
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