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君がいるから僕は花束を買えない

帰りがけに税務署へ確定申告書を投函しに行き、家に着いたのは夜遅くだった。
これは床で寝てしまうな…まずいな…と思いながら掛け布団をひっぱりだしてそのまま床で寝た。

昨日は気温がぐっと上がり天気も良く、いよいよ花粉が大開放されたような空気を感じた。

そろそろ薬を我慢するのも良くないかもしれないと思い、耳鼻科に行く。
流石、花粉のシーズンだ。耳鼻科に着くと待合室はとうに人で溢れ返っていて、診察は大体2時間後くらいになるとのこと。
受付を済ませて、待ち時間を使って接骨院に行くことにした。

接骨院での治療が終わって、耳鼻科に戻った。
まだまだ沢山の患者さんがいて、自分の番をひたすらに待っている。
私はなんだか眠くなり、うとうとしながら待合室の椅子にもたれかかる。
自分の名前が呼ばれてはっと我に返ったのは、受付の3時間半後のことだった。

診療時間を大分過ぎているのに、遅くまで診察は終わらない。
病院や薬局の方々は大変だ...
病院の帰りにこんなに暗い夜中を歩くことも珍しい。

駅までの帰り道、専門店の多い通りを歩く。
色とりどりの花たちも店の奥に仕舞われている。
この街は花屋が多いなあ。
街で花屋を見かけるたび、本当はいつも買って帰りたいのだ。
でも、好きな花だけはこれからも買えないんだろうな。
君がすぐに食べようとしてしまうから。
猫はすぐに花を散らせてしまうから。

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