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干涸びた蚯蚓のような

窓を閉めたまま寝たら流石に暑く、早くに目が覚めてしまった。シャワーを浴びて掃除機がけをして、炊飯器に米をセットする。炊けたら納豆ごはんにして食べ、出かける準備をする。暑さでのびている猫のために簡易ひんやりスペースを作って家を出た。

この暑さだと何もしなくても体力を消耗してしまうので、後に疲れ果ててしまわないようになるべく動かぬよう温存しておく。年々暑くなる夏の経験をもとに、少しずつ熱中症にならないための生活の仕方が身についてきたと思う。なにしろ住んでいるところが埼玉なのだ。日本で一番暑いところであろう。

私の好きな人たちがみんな、元気になってくれたらいいな。幸せでいてくれたら、ひとまずそれでいい。
道でカラカラになった命を、私は飛び越えて歩いてく。この命尽きるまで、精一杯の愛を持って。

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