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2021年12月16日マクロビ保育園給食

yoridocoro店主 yoriことよりくに ようこ
マクロビオティックの総本山
クッキングスクール リマ
認定インストラクターとして講師を務める。
現在は世田谷区経堂にある、予約制マクロビオティックキッチンスペースを運営。
週二回、マクロビ保育園の給食を作る仕事も継続中。
自己紹介はこちらをご覧ください

保育園給食のお仕事は木曜日と金曜日。
園児の給食にお惣菜をいくつか作って大人のランチも用意します。
この食事の記録をしておいて、いつか本を出したいと思ってます。

細かい分量の記載より、見ていてなんとなく作りたいなーっ、作れるなって思ってもらえたらいいなと思ってます。

朝のおやつ

干し芋

グリルで炙って出します。
冷めると固くなるので、朝のおやつの時間を見計らって焼きます。
火の回りのムラがあり、ところどころ焦げちゃうので向きを変えてムラなく炙りました。

園児の給食

四分搗きご飯
キャベツと玉ねぎのスープ
ひじき煮
ベジミートボール

ベジミートボール
大豆ミートに、炒めた玉ねぎ、すりおろした蓮根、オートミール、臭みを取るための生姜汁、そしてご飯を加えて粘り気が出る様に、キッチン用手袋をしてモミモミ。
蓮根すりおろしが加熱した時にまとまりやすくなるのです。
オートミールは全体の水分を吸ってまとまりやすくする役割。
ご飯は丸めやすくするため、粘り気を出すために入れています。

丸める時もぎゅっと握る様にし、全体を米粉でよくまぶして油で揚げます。

油はやや高温で。
で早く揚げ色をつけて引き上げるようにします。

ゆっくり揚げるとボールが崩れてしまいます。

甘酢だれは
昆布だしにリンゴジュース、醤油、葛粉を加えて火にかけてとろみを出しています。

ひじき煮

園児たちはひじき煮食べるのかな?
最初そう思ったのだけど、シラタキを一緒に入れて作ってみると…子供達よく食べてくれます。
にんじんは細く切って、一緒に炒めてお水をひたひたに加え、味付けは醤油のみ。
水気を飛ばす様に仕上げます。
ご飯に混ぜて食べるのが好きな子もいて、ご飯の上にお代わりを要求される時もあります。

大人のランチ

園児の給食に加えて作ったのは、
ほうれん草米糠ふりかけ和え
里芋田楽
長芋とわかめの梅酢和え
出し殻昆布佃煮
里芋の皮の素揚げ

里芋は柔らかく蒸して皮を剥き、味噌とリンゴジュース、醤油、黒糖で田楽味噌を
剥いた皮を素揚げして塩を振って添えました。

長芋は生でも食べられるお芋。
調理の中で、生で出せるものを一品加えると楽なのと、揚げ物の日はそれを中和する様なものを添える様にしています。
皮を剥いてビニール袋に入れ、上から叩いて、そしてさっと湯通ししたわかめと梅酢で和えています。

ほうれん草の米糠ふりかけ和え
時間のある時に、精米して出た米糠とすりごま、青のり、塩を炒ってふりかけを作っています。
このふりかけは子供達が大好きで、ぱらぱらかけて❣️とお茶碗を持ってきます。
たくさん作って、お迎えに来たママに渡しておうちでも大活躍しているそうです❤️
ほうれん草をさっと湯がいてお醤油を少しかけておきます。
盛り付ける直前に水気を絞って食べやすい長さに切り、このふりかけで和えています。

午後のおやつ

オートミールクッキー
小麦粉と米糠、オートミールを加えて作っています。
生地を二つに分けて、プレーンと黒胡麻の2種類作っています。
生地を丸めて手のひらでぺたんこにし、フォークで押して筋を付けて焼きます。
小麦粉に米粉を混ぜてクッキー作るときの米粉の分量は、粉全体の半分以下に。
それ以上にするとまとまらなくなります。
グルテンフリーで作りたいときは、また別の工夫が必要です。

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