砂糖不使用の奈良漬作り
季節に寄り添ったご飯を提供する、プラントベースの"よりどころ"店主のyoriです。
自宅の1階で営業許可を取得して予約制のマクロビオティックランチを提供したり、お菓子や調味料の販売、出張料理を行っています。
砂糖不使用の奈良漬
11月20日
砂糖不使用の奈良漬を習いました。
今の奈良漬はほとんどが、砂糖やザラメを使っていて、砂糖不使用のものは滅多にお目にかからない。
本物の奈良漬が食べたい!
そう思って奈良漬作り講座を開催しました。
塩漬け
漬け物樽に漬け物袋を1枚入れ、塩を振ったらハヤトウリ、塩を繰り返し入れて最後に塩を振って軽く閉じます。
漬け物袋を被せて落とし蓋、野菜の5倍の重石を乗せ、蓋を被せて、埃が入らない様にゴミ袋などでカバーをします。
奈良漬は出来上がるまでに1年くらいかかります。
この日の講師の真由美さんが作った奈良漬を持ってきていただき試食。
野菜と塩と酒粕だけでつけた奈良漬、お砂糖入れてないけど、野菜から出る旨みなのか、甘いのです。
とっても美味しい!
漬けていた酒粕も試食。
まろやかでこれをご飯に乗せても美味しそう!
この風味の秘訣はなんでしょう?
塩漬けを引き上げる
塩漬けして10日〜一カ月水が上がってきたら、野菜をザルにあげて半日干します。
本漬け
いよいよ酒粕に漬けていきます。
おすすめの酒粕を注文しておきました。
結構ゆるゆるです。
蓋がぴっちりと閉まるタッパーを用意しました。
底に酒粕を敷いて、その上に野菜を並べて酒粕を被せて…を繰り返して、最後は酒粕で表面を覆います。
全部入れ終わったらラップで表面に空気が触れない様にして本漬け終了です。
奈良漬は一夏越すことが大切な様です。
お味噌作りと同じですね。
どうやらじっくりと時間をかけて漬けるのが美味しさの秘訣の様です。
塩漬けで上がった水の利用
すごく塩辛いのですが、野菜のエキスが出ているので、スープの味付けに利用出来ると聞いたので、やってみました。
5人分くらいの野菜スープに塩漬けで上がった塩水を大さじ3、4杯で味付け。
美味しく出来ました。