産後ブルーな気持ちのときは、ピンクのチカラを借りてみた
保育園に通う女の子。将来の夢を聞かれ「ピンクになること」と答えたそう。
そうかそうか。かわいい夢だねぇ。
私もピンクは大好きだ。産後のブルーな気持ちのとき、気がつけばピンクのモノばかりを買っていた。
それじゃあ、赤ちゃん育児中に活躍したピンクの小物たち。ちょっとこの場で集めてみようか。
* * *
まず初めは、毎日使った「マザーバッグ」
私は「みつばちトート」の Mサイズトートをマザバに使っている。
みつばちトートは、月ごとに展開する色がかわるので、ピンクの順番がくるまで根気強くを待って買ったのだ。
赤×ピンクの組み合わせは、見るだけで元気がでる。
もちろんマザバとして容量は申し分なく、また、本は10冊以上入るしっかりとしたつくり。
下の子が2歳になった今でも、毎週の図書館バッグとして大活躍だ。
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そして次は、コレ。
「Udder covers アダーカバーズ」のワイヤー入りの授乳ケープ。
(関係ないけど、写真のトトロは20ウン年前から持っている)
私は授乳専用の服をもっていなかったので、このケープ一枚で乗り切った。
母乳はなかなか出なかったので、授乳タイムはしんどい記憶しかないけれど…このケープをみると少しだけ明るい気分になる。
私にとっては、まさに戦友のような存在だ。
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最後は、こちら。
バッグのなかで、ひときわ目立つ存在感をはなっているコレは、ありえないくらい大きいな「母子手帳ケース」。
2歳差の子ども2人連れて、バッタバタの病院通い。
せめて、診察券だけでもバッグのなかで見失わないようにと、ネットで見たなかで一番大きなケースを選ぶことにした。
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さて、将来は「ピンクになりたい」という女の子。
今ではすっかり大人になった。
どうやらピンクになる夢は忘れてしまったようだが…。かわりに、男性ばかりの会社のなか、ピンクレンジャーとして戦う力が身についた。
30代で念願の子どもを授かった女の子。
赤ちゃんとの生活は、ピンク色の未来を想像していたよう。
しかし、密室育児がはじまってすぐ、育児の壁にぶちあたる。
泣いては抱っこして、抱っこしても泣き止まず、冬空の下をあてもなく歩いた。日が傾いてくると、無性に不安になったけど、それでもずっと遠くまで歩いた。
頻回授乳で母乳が足りなくなり、ミルクを足したところ、検診で「お母さんもっと授乳を頑張って」と言われた。頑張ったけど、やっぱり赤ちゃんの体重は増えなかった。
そして、首座っていない赤ちゃんと2歳児を連れ、毎週のように病院へ連れて行った。なかなか診察室に入れず、泣きわめく2歳児を前にして、自分も一緒に泣いてしまおうかと思った。
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はじめての育児に、毎日オロオロとしてばかりだった女の子。
しかし、あれから4年のうちに、泣いている時間よりも笑っている時間が圧倒的に増えてきた。
そして、もうすぐ3児の母になる。
気がつけば、女の子はまたまたピンクの装備をせっせと準備しはじめた。
どうやら、赤ちゃんとの生活が待ち遠しくてしかたないようだ。
▼ピンクになりたい夢は、ちゃっかりと娘へ遺伝している(かもしれない)
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