5歳児にカメラを渡してみた結果
5歳の娘にカメラを渡してみたところ、クリエイティブが炸裂していたので日記に書いておく。
実家で埃をかぶっていたデジカメをサルベージして、「これ使う?」と娘にあげたのが5か月前のこと。
以来、娘はカメラを自分の引き出しの色鉛筆とトランプの間にしまいこみ、時折、取り出しては「写真でも撮ろっかなぁ~」と、おもむろにシャッターを切っていた。
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先週末、娘が突然「写真を印刷したいの!」とマイカメラをもってきた。
夫がコンビニプリントで写真印刷してきたのをみて、「デジカメのデータは、どうやら印刷できるらしい……」と気づいた模様。娘は、わたしも写真がほしいほしいほしーい!!とスイッチが入ってしまったので、またもやコンビニへ駆け込んだ(夫が)。
しばらくして娘は、3枚の写真を手にホクホク顔で帰宅。そして早速、それらにハサミを入れはじめた。
……って、え、え、ちょっと待って。せっかくの写真を切っちゃうの?
プリントアウトするにもお金がかかる。親の心境としては、娘の好きなカプリコと同じ価値の写真が、無情にも切られていく姿に思わず目を覆いたくなる。
しかし、そんなこと知るかとばかりに、娘は小気味よく写真を切って切って切って。次に、厚紙とセロテープを引っ張りだし、なにやら工作をはじめた。
5歳児には頭に描いた設計図があるようだ。
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「できたよ!」
ママ見てーと、娘は誇らしげに工作物を掲げた。
どれどれ、写真でいったい何を作ったんだい?ひょいと娘の手元をみて驚いた。
……うわぁぁ!とんでもないモノが出来上がっている!!
もとは別々の写真だった子どもたちが、娘の手によって綺麗に並べられているじゃないか。なんてかわいい、かわいいの。かわいさの破壊力がハンパじゃない。
横からも見てみよう。
実はこれ、「飛びだすカード」。
娘いわく、飛びだす仕掛けは最近覚えたのだとか。即座に応用する5歳児は、薄々思っていたけれど天才なのかな?
お雛さまのとなりに娘の工作物を飾ると、台紙の赤がリンクしてお部屋がぱっと華やいだ。
それにしても、娘が撮影した子どもたちは皆、よい表情をしているなぁ。
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「これは誕生日カードなんだよ」
満面の笑みで言う娘。
え?そうなの?もう一度カードをよくみてみると、
あ!
3人の子らの前にはケーキとプレゼント。その下には3つの数字がかいてある。
「……これは、6歳2歳4歳の誕生日?」と娘に聞くと、「ウン!」とニヤリと答えた。
そうかそうか。ではこのカードはみんなの誕生日まで大切にとっておこうね。
ちなみに、次回の誕生日は半年後になる。当分のあいだ、子どもたちの笑顔がリビングに鎮座することになりそうだ。
子どものクリエイティブ。つぎに炸裂するそのときを、いちばん楽しみにしているのは、なんといっても私なのである。
またnoteに書こうっと。
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