暗号を作ったり、窓を拭いたり
朝食後、5歳娘がホワイトボードになにやら絵を描いていた。「何を描いてるの?」と聞くと、「ひらがなをつくっているの」と答える。
え?
ひらがなを?
つくっているだって??
「これが『き』でぇ、これが『み』ぃ」と娘は説明を続ける。というか、ひらがなを「覚える」ではなく「作る」とは。5歳児ってば、また面白いことを考えるもんだなぁと感心する。せっかくなので、娘と「自作ひらがな表」も作ることにした。
できた。
「なんだか暗号みたいだね」と言うと、「あんごうって?」と娘は不思議そうな顔をするので、「コレっていまのところ、世界中でママと娘ちゃんしか知らないナイショの言葉だよね」と付け加えたところ、娘は「ああ、ほんとだね」とケラケラ笑った。
娘は、五十音すべて「ひらがな」を作った。天才だ(親バカ)。
けれども、「なぁに、それ。みーせーてー!」とすかさず3歳小鬼がやってきて、作ったばかりのひらがな表を奪ってしまった。しかも、一枚ぐちゃぐちゃに……
「弟くん、やめてーー!」と泣きべそになった娘に、「写真撮ろう」と誘うと、すぐに涙を引っ込めてポーズを決めてくれた。なんて可愛い(親バカ2回目)。
◇
午前中は、運動も兼ねて本気の掃除をした。快晴のもと、激しめの上下運動で窓を拭く。すると、どこからともなく「わたしも!」「ぼくも!」と小鬼ズがやってきて、私からスクレーパーと洗剤を取り上げてしまった。写真は、窓ガラスの外側を掃除する5歳3歳。
窓柄の内側からは、1歳も参戦して窓拭き。でも、よく見てほしい。手に持っているのは雑巾ではなくビニール袋(ゴミ)です。
気のせいかな。掃除する前より、窓が手垢で汚れて.......(以下自粛)
◇
気を取り直して、昼ごはん。ホットクックにスープパスタを仕込む。
残り物の野菜とベーコンで作ったお手軽パスタだったけれど、5歳3歳1歳の食べは最高に良かった。また作りたい。
◇
昼食後は、娘ちゃんが机に向かってなにやら真剣に書いていた。
気になってひょいと覗くと、「これは、○○ちゃんに渡す手紙」と。どうやら保育園のお友達にあてたお手紙らしい。「ママも読んでいいよ」と言うので遠慮なくみせてもらうと、朝にせっせとつくった「ひらがな」でお手紙を書いているじゃないか。
「これって、ナイショのお手紙?」と聞くと、娘は「えへへ」と照れくさそうに笑った。
はやく保育園が再開して、みんなに会えると良いね。だって、娘の登園リュックのポケットは、書き溜めたお手紙でもうパンパンなのだから。
お読みいただきありがとうございます。 「いいな」「面白かった」で、♡マークを押してもらえるとうれしいです。