見出し画像

【シビたそ】ウォータスプレーを作ろう[36,433km] 

  • 作業日:2021/08/27、2021/10/09 、2022/04/29、2022/04/30

  • カテゴリ:エンジン、冷却系

  • 作業内容:自作、加工

  • オドメータ:36,433㎞


はじめに

やはりというかなんというか……。
やっぱり水温高いんです。まぁ、水温が高いことは決して悪いことばかりではないんですけど、高くなりすぎて制御(制限)はいっちゃうんです。

ラヂエター変えて、サーモスタットの動作温度下げて、クーラントをイイやつに変えて、ファン動作温度を下げれば……。
あとは、グリルを変更すれば多少? とは思いますが…… 如何せん先立つものが……><、。

っということで、とりあえず何か自分で安価でできないかなぁ~と考えて……(ラヂエターの)ウォータースプレーなるものを作ってみることにしました。

まとめ動画

撮った動画をそのまま置くだけのつもりだったのですが…、なぜかまとめぽい動画を作ってました(;^_^A。


コンセプト

どう作ればいいかわからないのでとりあえず

1.ボタン押したら設定時間(1秒から60秒の間)で噴射
2.タンクは小さめ。できればトランクに詰まればいいな~。
3.ポンプはウォッシャー用。
4.ウォッシャーノズルは2方向出るN-ONE用を買ってみました。

結果は

1.回路上、1~54秒 ボリュームで調整可能とした
2.ふとカプチーノ用ウォッシャータンクを思い出しそれをポチる。
3.最近は二方向が主流ということで、片方向のKトラ用を購入。
4.意外と出る量が多くて、すぐにタンクが枯渇します><、。
  →ってことで、園芸用の噴射ノズルに変更。


電気屋さんの真似事。

回路設計?

回路設計なんていうオオゴトではないですが、とりあえず電気屋さんの真似事をしてみました。
タイマーには所謂555を使用しました。電圧電流にあまりとらわれずに使えますので。
47uFのコンデンサと1MΩのボリュームがあったので、それをベースに考えると1秒~53秒くらいのタイマーができました。

素人ですので温度補償とかとか諸々は考えてません。
まぁ、尤もこんなのを使えばよいっちゃ良いのですが……。

実験

ブレッドボード上で実験。
1秒~54秒くらいで動作することを確認しました〇

回路実装

ユニバーサル基盤を使う大きさに切って、なんとなく固定用の穴をあけました。まぁ、結果的に穴は使いませんでしたが。

なんとなく実装していき、ケースどうしようかなぁ?と思いましたが、クリップの入れ物がちょうどよいサイズだったのでこれにしました。
まぁ、リレーの頭が干渉してしまいましたが、穴あけで対応です(;^_^A。

半田付けがすっごく下手です><、。

操作パネル実装

操作パネルはエアコンスイッチの下の部分にしました。

セットスイッチはLEDインジケータ付きのスイッチをぽちりました。

リセットスイッチはその辺に転がってたものをつかいました。
セットスイッチ、リセットスイッチのケーブルはUSBケーブルを分解して使いました。
っということで、ポンプ動作中はスイッチが光ります。

スイッチとボリュームはギリギリ入りました。


タンク・ノズルの検討

材料

タンクはカプチーノ純正。

ポンプはアクティトラック純正。

カプラはトヨタ純正相当品。

ホースはKOMERI 7φ 凍結対応のもの。
ウォッシャーノズルはN-ONE用 でしたが実験後園芸用に変更してます。

当初の材料

実装実験

N-ONE用ウォッシャーノズルで噴射実験。
本当に二方向に噴射でしたが、吐出量が多い…。
1分噴射でタンクの半分以上もっていかれました(;^_^A。

っということで、ノズルは急遽変更。
芝生とか園芸、歩道とか用の連結できる噴霧ノズルに変更。

5個連結で5分くらいもちました。
霧が細かいほど気化熱で奪っていく熱量は増えると思うので良いのですが、今度はツマリが心配ですね。


タンク設置

タンク固定用材料

  • L字金具(UN-26A) x4

  • 一文字金具

  • M6ボルトナットセット 7組

M6ボルトナットセット7つですが、一文字金具のサイズ間違えて買ってきてしまったのでM6はいらず><、。家にあった違う金具になりました。

L字金具も50㎜のがあればよかったのですが、なかったのでUN-26A(61㎜)となりました。

取付

苦労することなくタンクは付きました。

しかし、車体側のL字金具の頭が干渉してパネルがハマらなくなってしまいました。

橙色○の部分が干渉してパネルがはまらない。

少し考えた結果、パネルで干渉する部分に少し切り込みをいれて逃がすことにしました。

ツールボックスの発泡スチロールを適当にきってあげれば完成です。

高さも大体あっていて出っ張っているわけではないので加工とか不要という感ぢです。


噴射ノズル設置

ホース配管

まずは運転席側のタイヤハウスカバーをめくり、ボンネットオープナーワイヤーの上に使っていない穴があったので針金を通しました。

車内側で管を付け、針金を引っ張って穴に通しました。 

ここまでできたら、あとの作業は目途がたつので、一番大掛かりな?バンパー外しや、運転席のボルト外し、内装の一部をはがしていきます。

リアウォッシャー用配管とほぼ同じ場所に管を通していきます。

手が入らないところは針金戦法。

車内の配管も、リアウォッシャー用とほぼ同じ場所をとおしました。

ノズル固定金具

材料は、補助金具300㎜2本、60㎜2本、M6ボルトナットのセット。

噴射ノズル取り付けステーは、最初一文字状に取り付けようとしましたが、 急遽逆Vの字取り付けとなりました。

ノズルの固定

噴射ノズルの付け根から漏れてきそうだったので、ホットボンドで補強しました。

ステーに噴射ノズルをタイラップで留めて完成です。


お・ま・(ぬ)・け

運転席のボルトを外した時、シートベルト検知の線を抜いたのをすっかり忘れており…。

そのままエンジンをかけたらEBSやらVSAやらエアーバックやらの警告灯がつき…。

線をつけたらそれらの警告は消えたのですが、レブマッチだけ残りましたorz。

この警告が出た場合「PGM-FIシステム、またはブレーキ システム(VSAシステム)のDTCを確認する。」とあるので、ブレーキシステムのエラーに引っ張られた形ですね。

そして、黄金週間中、ディーラーさんお休み…orz。
週末までリセットできないという事態に陥りました( ノД`)。


それにしても……聞いてはいましたが、このへんシビアですね……。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?