【シビたそ】HKSオイルクーラー取付[11,109km]
作業日:2019/10/20 ~ 21
カテゴリ:エンジン、冷却系
作業内容:取付
オドメータ:11,109㎞
冷却的にキビシイという話なので、はなからオイルクーラーを入れることにしました。
注文したとき(9月)は半年かかるとのことでしたが、10月に入って連絡なしでいきなり届きました……。
まぁ、キャンセルが出たということでしょうが、早く届くのはそれはそれで困るんですよね…(;´・ω・)。
事前準備
まずは、取説の熟読。
順序、締め付けトルク、配管の経路、などなどの確認です。
そして付随する箇所の確認として、サービスマニュアル…所謂整備書を確認しておきます。
ボディ > エクステリア > バンパー、フェンダ あたりを見ました。
そして、届いたパーツの員数確認。
道具の準備
今回使用した道具はこんなかんぢです。
ジャッキアップの為のものとかタイヤ外すためのものは除きます。
プラスドライバー
マイナスドライバー
内装はがし
ラチェット
10㎜ソケット
30㎜ソケット
10㎜ディープソケット
ラチェットのエクステンション
ヒートカッター
リベッター
ディスクグラインダー
インパクト
3.5㎜ドリル
万能はさみ
(たしか)4㎜の六角レンチ
6㎜スパナ
10㎜スパナ
モンキー
シャーシブラック(塗料)
65φオイルエレメント回し(純正のオイルエレメントサイズ)
68φオイルエレメント回し(HKSのオイルエレメントサイズ)
オイルパン(エレメント外すときにオイルが出てきますので)
M10ボルト(クリアランス測定用)
ステンレスワイヤー
純正パーツ取外し
ジャッキアップして所謂ウマをかませます。
アンダーカバープレート取外し
アンダーカバープレート(写真左側のアルミ板)を外します。
プラスネジ2か所(フロント側)と10円玉で回せそうな留め具6か所で外せます。
フロントグリルカバー取外し
フロントグリルカバーを外します。
内装はがしをつかい、樹脂クリップを外します。何個か割りましたorz。
(後々、樹脂クリップをきれいにはずせる工具の存在を知るのですが…)
バンパー取外し
バンパーを外します。
篏合(カンゴウ)部分を丁寧に外します。
まぁ、ヘッドライト下側の嵌合1か所、へし折りましたが……orz。
フォグライトのカプラを外しバンパーを外します。
ブレーキ冷却ダクト取外し
今回オイルクーラー本体設置の左側のブレーキ冷却ダクトとそのブラケットを外します。
オイルフィルタ(この時点では外さず)
取説ではこの時点でオイルフィルターを外すことが書かれてましたが、ホコリとか入ると嫌なのでつけたままにしました。
まぁ、作業を進めていくとその日のうちに終わらなかったので結果オーライでした。
バンパーガーニッシュ取外し
バンパーからガーニッシュを外します。
樹脂クリップ一つはずして、押し出すだけです。
インナーフェンダーカバー
取説には書いてませんが、クーラー本体を取り付けるときインナーフェンダ…所謂タイヤハウスのカバーを前側半分ほど外す必要があります。
この時点では取外ししない方がよいですが…
純正パーツ加工
ガーニッシュの加工
まずは、導風部分のガーニッシュから加工です。
ヒートカッターを温めている間にカットする部分を油性ペンで印をつけます。印、見づらいですが……(;^_^A。
そして、ひたすらヒートカッターで切っていくのですが……。
この作業だけで3時間かかりました><、。
ブレーキ冷却ダクトブラケットの加工
ブレーキダクトブラケットを指定の場所で切断して、シャーシブラックを塗布します。
しかし、写真の加工では切断した場所がまだ浅く、再加工…地道な削り作業が必要となりました。
付属のスペーサーで3㎜上がる余裕があるから大丈夫とおもったのですが、意外と深い溝になっていて、少しでも出っ張りがあるとブランケットが少し曲がってしまいます。
ブレーキ冷却ダクトに専用ブラケット取付
ブレーキ冷却ダクトの上側ブラケットのリベットを壊し、付属のブラケットを取り付けます。
この時、締めすぎるとネジの頭が出っ張りすぎてクーラーのダクトに干渉し、取りつかなくなります。セルフロックナットなので程々でよいようです。
インナーフェンダーカバーカットとパンチングプレート取付
インナーフェンダーをヒートカッターで指定サイズカットします。
パンチングプレートも加工してリベット留めしていきます。
最終的には、切りすぎたところを足したり、リベットを増し増しでつけたりしました。
バンパー加工
バンパーも指定の場所を万能はさみでカットしておきます。
オイルクーラー取付
導風板組み立て、ホース取り付け
まずは、導風ダクト組み立てから。
ブラケット類も同時取付です。
いやぁ、よくできてます。
ホースに耐熱テープをとりつけ、クーラー本体に仮留め。
クーラー本体取付
ブレーキ冷却ダクトを取り付け、いざクーラーを車体に取り付けようとするとうまくとりつかない><、。
純正パーツ取外し編に記した通りインナーフェンダーを外さないといけなかったり、純正パーツ加工編に記した通り付属のブラケットを強く締め付けしすぎてボルトが干渉したり…><、。
結局、クーラー本体を取り付け、ホースを固定できないまま1日目が終了しました( ノД`)。
オイルフィルタマウント取付
2日目になり、純正オイルエレメントを取外し、
オイルフィルタマウントを取り付け、ホースをジョイントしました。
オイルエレメントも取付です。
オーリング取付時、横着して純正オイルエレメント取外し時に使ったオイルパンに入れてオイルひたひたにしたり、新しいオイルエレメントを取り付ける時も同じようなことをしたのが悪かったようです。
後述しますが、オイルにじみ疑惑が…。
ホースの固定
ホースに防振材を取り付け、車両にも固定。
ほかの部品に干渉していないか確認して完了。
確認
目視点検とエンジン始動
もう一度、ボルトの緩み、パーツの干渉、取付位置、オイルの量(少し多めに)などを確認してエンジン始動。
1~2回アクセルを軽く踏んで、停止。各部のチェック(主にオイル漏れ)、減っていればオイルの補充。
次にエンジンを温めてから、停止。
各部のチェック(主にオイル漏れ)、減っていればオイルの補充。
最後に、アクセル全開(といっても3,500回転までしか上がりませんが)で数分回して、停止。各部のチェック(主にオイル漏れ)、減っていればオイルの補充。
この時点での、オイルのにじみや干渉はなしでした。
試走・点検
インナーフェンダーカバー、バンパーなどなどを取り付け、試走。
試走してくるとオイルエレメントあたりにうっすらオイルが…( ノД`)。
オイルフィルタマウントの上側(エンジン側)もふき取ってみるとオイルが…( ノД`)。
っということで、にじみ疑惑です><、。
もう一度やり直すことを視野に入れOリングとコニカルシールの予備を緊急手配。
そして一度オイルエレメントを外し、センターボルトを増し締め。
といってもほぼ規定トルク。
オイルエレメントも少し強めに取付。
念入りに周辺を掃除して試走。
そうしたら、にじみはなくなりました。
オイルクーラー取付編でも記しましたが、思い返してみるとOリング取付時にオイル塗布をしすぎてOリングをはめる溝にオイルがひたひただった気がします(;´Д`)。
オイルエレメントも同じような現象と思われます(;´Д`)。
念のため、後日走行後の確認を何回か行いましたが、以後にじみ現象はでていないようです。
ステッカー貼り付け
きっと重要です。
本来は導風板に付けるようですが、見えづらいのでバンパーに貼りつけました。
オイルの量はプラス1.5リットルくらい入りました。
効果は、水温が100℃いってしまうところが93℃になりました。
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