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タンパク質について①

タンパク質とは

タンパク質とは、3大栄養素のひとつである。
人の体の約20%がタンパク質で構成され、筋肉や血管、臓器、皮膚や髪の毛、爪、ホルモンや免疫物質など調整機能を作る材料へ。
腸で吸収される際、アミノ酸へと分解され必要な形へ再合成される。

タンパク質の分類

タンパク質は、構造タンパク質と機能タンパク質に分類される。
構造タンパク質
身体の構成成分 ・コラーゲン(骨、皮膚、歯、爪、毛髪など)
        ・細胞構成タンパク質(筋肉、皮膚、内臓など)
        ・核タンパク質(DNA、RANの材料)
機能タンパク質
酵素として代謝に関与 ・消化酵素(アミラーゼ、ペプシン、トリプシンなど)
           ・種々の代謝を行う酵素類

収縮性タンパク質   ・アクチン、ミオシン(筋肉)
           ・細胞骨格など

生体の防衛に関与   ・抗体
           ・補体
           ・フィブリノーゲン(血液凝固)など

ホルモンとして代謝  ・インスリン、グルカゴン
を調整        ・成長ホルモンなど

アミノ酸の貯蔵    ・アルブミンなど

栄養素や酵素の運搬  ・アルブミン
           ・ヘモグロビン
           ・リポタンパクなど

エネルギー源     ・タンパク質1gあたり4kcal
としても働く

レセプターの     ・LDLレセプター
構成成分       ・インスリンレセプターなど

タンパク質の主な働きと不足すると起こる不調

働き
皮膚・毛髪・爪をつくる
骨・歯・筋肉をつくる
内臓(肝臓・胃腸など)をつくる
血管をつくる
血液をつくる
酵素をつくる
ホルモンをつくる
抗体・インターフェロンをつくる

不足すると起こる不調
皮膚の美しさ、髪のしなやかさがなくなる
骨、歯、筋肉が弱く、もろくなる
内臓が衰え、弱くなる
血管がもろくなる
(高血圧、脳卒中につながるおそれ)
貧血になる
代謝が悪くなる
身体の調節がきかなくなる
細菌・ウイルスに感染しやすくなる

まとめ

タンパク質は、3大栄養素のひとつ。
人の身体の約20%がタンパク質で構成。
構成タンパク質と機能タンパク質に分類され、様々な働きをする重要な栄養成分。

最後まで読んでくれてありがとうございます🙇‍♂️


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