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はじめに光あり

宇宙の創成期は、光で溢れていた。
いや、光だけがあった。

そして、そこでは物質と反物質が対生成・対消滅を繰り返していた。

しかし、光の強さが弱まり、この物質と反物質が生成されなくなると、宇宙には物質だけが残った。

それは、物質の方が反物質より10億分の1だけ多かったからである。

どうしてそれがわかるか。
現在の宇宙空間を調べればわかる。

平均すると、宇宙空間1㎥あたり、原子は1個くらいなのに、光=光子は10億個ある。
つまり、物質と反物質が、互いに10億個消滅し光となり、物質が1個残った計算になるのだ。

ちなみに、この宇宙の創成期というのは、宇宙誕生から1秒までの間の期間で、この時、宇宙の温度は100億度であった。

・・・と、理論上はこうなる。

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