終末の日
まるで、終末の世界の風景のようだ。
撮影者によると、太陽黒点を撮りたかったようだ。
だから、原題はSunspot complex AR 2993-94(AR2993-94太陽黒点複合体)となっている。
部分的に曇っていて、残念ながら、黒点の全貌を撮影できなかったと書いて、残念がっておられる。
たしかに、天体写真としては、少し残念なものかもしれない。
しかし、写真としてみれば、その悪条件が、かえって凄みのあるものになっている。まさに鬼気迫る、終末の風景だ。
また撮影者は、地平線の建物まで24km、太陽まで1億5000万kmと縮尺についても書いておられる。
計算してみると、6,250,000分の1になる。
ということで、画面の建物、あるいは、黒点を測って、6,250,000倍してみれば、建物比で黒点の大きさがわかる。
興味ある方は、どうぞ。
(実は私は、やってみた。しかし、黒点の大きさは、地球より大きいというのに、そんな数字にならない。測り方、あるいは、計算が違っているのだろうが、原因がわからない。)
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