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炭素星


https://apod.nasa.gov/apod/ap230717.html

この星は、CWレオニシスという。

星の中心部で水素が核融合によってヘリウムに変わった後、星は赤色巨星となる。

この時、太陽より重い星では、核が圧縮され温度が1億度に達するとヘリウムが核融合し炭素を作り出す。

この炭素が対流により星の表面に出てくると星の表面に出てくると夕日と同じ原理で際立って赤い色になる。
これが炭素星。

星の表面の重力は、小さいので炭素は宇宙に放出され、新しい星や星間物質になる。我々の地球にある炭素や我々の体を作っている炭素もこうやって作られたのだ。

写真は、星の終末の一つの姿だが、宇宙に咲いた花のようで美しい。

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