チェリモフ・グラシメンコ彗星のジェット
彗星の尾は、一体どうやってできるのか。
実はよく分かっていない。
この写真は、67P/クリモフ・グラシメンコ彗星の表面をロゼッタ探査機が撮影したものです。
みると、片側10mの崖に囲まれた窪みから、勢いよくジェットが噴き出しているのがわかる。
ジェットの中身は、ダストと水と氷だということが、分析でわかっている。
ジェットとなって、吹き出すようなことが、ゴツゴツした硬い多孔質の表面の下で起きているのが推測される。
やはり、彗星というのは、泥水が凍った雪玉が正体ということなのだろうか。
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