アンドロメダ銀河のハロー
アンドロメダ銀河のハローのマッピング
アンドロメダ銀河は、肉眼では小さく、微かな細長い雲のように、星空に見えます。何せ、我々から、250万光年離れているのだから。それでも、肉眼で見える唯一の銀河ですな。
でも、そのアンドロメダ銀河のハロー（Halo）の大きさと言ったら、これがまた、とんでもない大きさ。画像で紫色に見えるところなのだが、なんと、130万光年ある。つまり、光の速さで130万年かかる長さがある。
これが、アンドロメダ銀河を中心に、球状に取り囲んでいる(実際は２層構造になっているとか、方向によっては200万光年にわたる)。
アンドロメダ銀河で、これくらいあるのだから、我が天の川銀河も同程度のハローを持っていると考えられるのだ。
そうすると、アンドロメダ銀河のハローと我が天の川銀河のハローは、互いに接触しているようだ。
ハロー（Halo）とは、銀河を球状に取り囲んでいる星間物質で電離した原子、すなわちプラズマ等でできている。この星間物質が、将来新しい星を形成する。
まあ、なんですな。
宇宙というのは、知れば知るほど、とんでもないところだと思うわ。
そして、そのとんでもない宇宙の一部が我々なんだから、はてさて、我々もとんでもない存在なのかもしれん。
サポートしていただけるなんて、金額の多寡に関係なく、記事発信者冥利に尽きます。