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おとめ座銀河団の水素


https://www.rc-astro.com/photo/id1245.html

おとめ座銀河団の写真にHαという電離水素が放射する光を選択的に通すフィルターをかけて75時間以上露光して撮影されたものとか。

赤く見えるのが、電離水素原子。
これを見ると銀河の周りに水素原子が沢山あるように見える。

もっとも、この水素原子からの光は、我々の天の川銀河にある水素原子からの光も混じっている。
従って、天の川銀河ないにある水素原子かおとめ座銀河団にある水素原子か明確に区別することはできない。

しかし、この水素の雲の中には銀河団に関係するものもありる。。特に、M84、M86、NGC 4435/8 (The Eyes) にまたがる雲やフィラメント、そしてM90付近の雲は、明らかにこれらの銀河に関連している。

と書いてある。
根拠は、書いてないのでわかりませんが。


https://www.rc-astro.com/photo/id1245_supplementary.html

おとめ座銀河団
おとめ座の方向に見える銀河団。太陽系からの距離は約5900万光年であるが、3280万光年〜8200万光年の範囲の細長い領域に銀河が存在している。
銀河団としては最も近いため、12等級より明るい銀河が40個あまり見られる。最も明るいのは巨大楕円銀河M87である。暗いものまで含めると3000個以上の銀河があるが、大部分は矮小銀河である。

おとめ座銀河団を中心として、いくつもの銀河群が分布しており、それら全体が局所超銀河団と呼ばれる1つの超銀河団を構成している。局所超銀河団に属する銀河は、いずれもおとめ座銀河団に向かって動いている(おとめ座銀河団への落ち込み運動)ことが知られている。

天文学辞典



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