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Messier 88(メシエ88)
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メシエカタログというのがある。
星雲、星団、銀河のカタログです。
カタログの収められた天体は、メシエ天体とよばれM1,M2などと表記される。
チャールズ・メシエ(Charle Messier)という方が18世紀に、彗星を探索するのに際して、彗星と紛らわしい天体の一覧を作ったことが始まりで、110番まである(メシエ自身が作ったのは、103番まで)。
写真のM88は、メシエ自身は星のない渦巻き星雲だと記述していました。
現在は、写真のように我が天の川銀河と同じく、星やガス、チリに満たされた渦巻銀河であることがわかっています。
この銀河、おとめ座銀河団の中で最も明るい銀河の一つで、5千万光年のところにあることが知られています。
渦巻きの腕の青いところは、若い星の集団で、ピンク色のところは新たに星が生まれている領域です。
中心の黄色のコアは、古い星の集団で、そこから伸びている腕は、濃い茶色をしていて、チリが多いことがわかります。
ということは、この銀河はまだ若い銀河だということだと考えられる(と私は思う。)。
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