巨大イカ星雲
このイカは、空では見かけ上満月の3倍ほどある。
ケフェウス座方向に、あるこのOu4 と名付けられた星雲は2011年フランスのニコラ・アウターズによって発見された。
非常に微かな光しか発していなので、この画像も30時間に及ぶ露光の末、やっと撮影できたという。
青く見えるのは、酸素原子が発光しているからだ。
周りの赤色は、水素原子が発光している色だ。
この巨大イカは、赤色の領域の中にあるようだということが最近分かったという。
このイカ、大きさが50光年ほどになるのではないかと言われている。
30時間も露光しなければ写真に写らないものだから、当然肉眼では見えない。
もし、夜空にこれが、満月の3倍の大きさで見えたら、壮観だけど、何かの冗談みたいに思えるのじゃないかと思った。
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