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これは星雲ではない・・・・なのに?


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これは、星雲ではなく、Hoagのオブジェクトと言われる、環状銀河です。
ほ〜、そうかい、綺麗だね・・・・

少し、お待ちを。
銀河ですぞ、直径12万光年もある、銀河ですぞ。
数千億個の恒星で、構成されている、銀河なのです。

当然、構成している恒星(くどい。・・・おひねりを投げないあなたが悪い。)の重力が互いに影響しあって、下記のようになるじゃない。

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なのに、輪っかとボールになっている。
輪っかとボールの間は、・・・星がない。

これはどうしたことか。
で、よく見ると、外側の輪っかは、青色の星が多い。これは、新しくできた、高温の恒星の特徴で、ボール部分は黄色、赤っぽい、これは温度が低い古い恒星の特徴。

なんだ、古い銀河と新しい銀河が衝突した結果じゃないか。
と、考えた人がいたらしいが、近辺を探してみても、それらしき痕跡がない。

他にも説があるようだが、よくわからない。
これを解明できたら、ノーベル賞・・・かどうかは、わからない。

ついでにいうと、輪っかの内側、7時方向にある赤い楕円は、この銀河より遥かかなたにある、別の銀河。

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