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ロブスター星雲
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色からするとロブスターだと言われれば、まあ、そうかなと思う。
いつも思うのだが、天文学者のネーミングのセンスというのは、理解できるものもあるが、どうかなと思うのも沢山ある。
私は、カニの方がまだイメージにあっている気がするのだが。
さて、このロブスター星雲、カタログ名は、NGC 6357。
さそり座方向、8000光年ほどの距離にあり、大きさは約400光年ほどある。
NGCカタログ(NGC catalogue)
星団・星雲・銀河など、見かけの様子が単独の恒星とは異なる天体を集め、その天球上での位置を示したカタログ。
ドライヤー(J.Dreyer)が1888年に発表した、新一般カタログ(New General Catalogue)の英文字の略称。
ただし、現在は、通例、1973年に改訂された『改訂 NGCカタログ』(Revised NGC)を指す。
全部で7840この天体が掲載されている。
カタログに掲載されている天体は、NGCに続けて掲載番号を付し、NGC557などと呼ぶ。
この星雲には、その中心付近にピスミス24という散開星団があり、非常に明るく大質量の星が集まっている。
なぜ、この星雲には、このような大きな星ができるのが、まだわかっていない。
内側の星形成領域付近が全体的に赤く光っているのは、電離した水素ガスが発光しているためである。
この星雲の周囲は、ガスや暗い塵、形成途中の星や生まれたばかりの星が複雑に絡み合っている。この複雑な模様は、星間風、放射圧、磁場、重力の複雑な相互作用によって引き起こされていると考えられている。
ところで、星の大きさは、どのようなものがあるのか。
下記の動画がわかりやすい。
なんと大きな星があることか。
そして、なんと宇宙が大きいのかと、改めて思う。
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