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ブルーのビー玉 海王星

海王星。
太陽系最遠部にある惑星。
肉眼で見えない、唯一の惑星。

1613年ガリレオによって観測されたが、動きがあまりに少なすぎるため、彼は星だと考えたといいます。
その後惑星だという再発見は、天王星の発見に基づきます。

天王星の軌道が、計算結果と異なっている。
なぜだ。
別の天体が影響を及ぼしているのじゃないか。
もしあるとすれば、どれくらいの天体がどの位置にあるとこうなる。

計算結果に基づき観測したら・・・
海王星がそこにあった。
理論の勝利だ!

海王星の大きさは、半径24.764キロメートルで地球の約4倍。
質量は、地球の約17倍。
距離は、太陽から45億キロ。地球太陽間の距離の30.1倍、30.1AU。
光の速度約4時間かかる(だんだん天文学的になってきた)。

太陽の周りの一周する、つまり公転するのに、165年。
しかし、自転はなんと11.6時間。

海王星の大気は、主に水素、ヘリウム、メタンでできている。
ブルーの色は、メタンとその他の要素(何かわからない)の影響でなっている。

大気は、全質量の5〜10%を占めている。
ということは、当然、それ以外のコア部分が重い物質でできている。
コアは、鉄、ニッケル、ケイ酸塩で構成されている。のじゃないかと推測されている。

すごいのは、この大気の流れ。
平均気温マイナス241度。赤道付近で時速2,160Km(軽く音速を超える。)。
太陽系最速の風が吹いている。
これは、内部に強い熱源があるからだと考えられている(そうでないとこんなことが起きないのだ)。

まあ、生命が存在するには無理かも。
ところが、衛星を14個持っていて、その中には、どうも表面の氷の下に、海があるのじゃないかと思われているのがある。

そこだと、生命が存在している可能性があると言われている。
太陽から届くエネルギーが少なすぎることから、生命がエネルギー調節機能だとすると、私は、可能性は低いのじゃないかと思っているのだが。

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