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アンドロメダ銀河・・・肉眼で見える最も遠い天体

アンドロメダ銀河 M31
(M31というのはフランスの天文学者シャルル・メシエが作成した星雲・星団・銀河のカタログのN031 にこのアンドロメダ銀河が載っているということです。)

https://apod.nasa.gov/apod/ap220119.html

アンドロメダ銀河は、そのロマンティクな名前と、美しい形とともに、最もポピュラーな銀河だと思う。
私も、もっと好きな銀河の一つである。

距離は、250万光年先にあり、肉眼で見える最も遠くにある天体。
見かけの大きさは満月の約5倍ある。
こんな感じだ。

もっとも、肉眼では、こんなに鮮明には見えなくて、中心部が明るい筋にように見えるというが、私はまだ見たことがない。

https://apod.nasa.gov/apod/ap061228.html

大きさは、20万光年ある。
我々の天の川銀河の2倍の大きさだ。
含まれる恒星は、1兆個あると言われる。

1兆がどんな量かちょっと具体的イメージはつきにくいと思う。
10Km四方の正方形に1cm間隔の線を引いた、そのマス目の数だ。
20Km四方をびっしり1円玉を敷き詰めたと思えばいい。
ものすごく多い!

さて、このアンドロメダ銀河、バルジ(銀河の中心の黄色く輝く星の密集しているとろ)の明るさ、腕に輝く、青い新し星々、ピンクに輝く星雲そして茶色の大量のダストを持っている。

つまり、今なお活発に星が誕生している活発な銀河なのです。
それは、このアンドロメダ銀河は、今までいくつかの小さな銀河を吸収してきたからだと考えれているのです。

そして、今現在、アンドロメダ銀河と天の川銀河は、近づいていて、今から50億年後(40億年と書いてあるものもある。)は、我が天の川銀河と合併して、ミルコメダ銀河となるという。

そのころは、夜空を見上げると、天の川銀と同じような大きさのもう一つの銀河が見えることだろう。

さぞかし、壮観であろうと思う。




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