大赤斑が速くなっている
https://esahubble.org/news/heic2110/
木製(木の記事を書いていたからか、変換したらこうなった)、もとい木星の大赤斑の渦の回転スピードが速くなっている。
もともと、この大赤斑、風速は時速640Kmを超え、反時計回りに回転している。
それが、外側のリングの風速が2009年から2020年の間に最大8%増加しているという。
また、この大赤斑、発見されてから、350年ほど経っている。当初は、約4万キロの楕円形だったが、だんだん小さくなって来ている。しかも、その小さくなるスピーが加速していて、2021年段階では、毎年約930Kmになっている。
と言っても、16,000Kmあり、地球の直径(12,756km)より大きいのだが。
さて、原因は?
分からない。
ただ、こんな渦があるのだから、なんらかの熱源があって、上昇気流が発生して、そこに周囲の気体が流れ込んでいるはずだと思う。
そして、これが数百年も存続している。しかも、地球がすっぽり入るくらいのものだから、その熱源というのも半端なものじゃないはずだと思う。
どうなっているのか。
木星の大赤斑の画像
ジュノーから写した木星
あまりの迫力に正直ビビった(怖くなった)。
サポートしていただけるなんて、金額の多寡に関係なく、記事発信者冥利に尽きます。