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ケンブルの星のカスケード


https://apod.nasa.gov/apod/ap230103.html

これは、ケンブルのカスケード(滝)と呼ばれるアステリズムです。月の直径の5倍ほどの広さにわたって、20個ほどの明るい星が並んでいる。素晴らしい眺めだ。

アステリズムとは何かというと、非公式な星座と思えばいい。星座というのは、国際天文連合によって決められた、88個の星座が公式の星座だ。

しかし、古典的な星座やローカルな星座の名前は、アステリズムということになる。
例えば、北斗七星、オリノンの3つ星なんかは、ポピュラーだが、星座ではなく、アステリズムだ。
 
つまり、我々も星の形(並び方)を見て、それぞれ、独自のアステリズムを考えだしてもいいのです。
例えば、「yasuロン提督とか名付けて、おおyasuロン提督が南中したしたぞ。そろそろ夜明けだなあ。」とか。

さて、このケンブルのカスケード、右下から滝が流れ落ちていき、左上の明るい星の右側に光っている、散開星団NGC 1502に流れ込んでいるかのように、星が並んでいる。

アメリカのアマチュア天文学普及者ウォルター・スコット・ヒューストンが発見し、感動してフランシス会の修道士でアマチュアの天文学者であるルシアン・ケンブル神父に敬意を評して、ケンブルのカスケードと名付けたものです。




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