![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/112300582/rectangle_large_type_2_230ba92c1c0b8573d404af3cde9e1004.jpeg?width=800)
ケンタウルス座A :Centaurus A
![](https://assets.st-note.com/img/1690922576555-27S3xIyHXp.jpg?width=800)
この写真は、ケンタウルス座Aの写真で、いくつかの波長によって撮影された画像を合成したものです。
オレンジ色は、870ミクロサブミリメータのデータ。
ブルーは、X線のデータ。
星や、銀河のダストレーンは、可視光線のデータ。
これを見ると、銀河の中心核から上下にジェットが噴き出し、その周りにローブが青く光っているのがわかる。
ローブ(radio lobe)と言うのは、電波銀河やクエーサーに付随して見つかる電波で広がった構造。活動銀河核から吹き出すジェットの末端に見え、このジェットによって中心核から供給される相対論的電子によって電波を放射していると考えられている。銀河を中心に両側に見える場合が多い。
その広がりが、銀河本体の大きさ、あるいはそれ以上のものとなっている。
この中心には、大質量のブラックホールがあると推測されているが、その威力というのは、なんとも凄まじいものだと思う。
サポートしていただけるなんて、金額の多寡に関係なく、記事発信者冥利に尽きます。