これは見事
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の1周年を記念して、公開された写真。
実に見事な風景だ。
1周年を記念して、さあ、どうですこれは、というだけある。
写っているのは、地球から390光年先にある、へびつかい座ロー分子雲で、このショットでは、1光年未満の範囲が写っている。
この1光年未満の範囲に、約50個ほどの若い星があり、生まれたばかりの星からの吹き出す水素分子の巨大なジェットが、赤く写っている。
中心付近には、若い星によって削り取られた(吹き飛ばされた?)黄色がかったチリの大きな空洞がある。
さらに、注意深くみると、いくつかの星の近くには、原始惑星円盤(将来惑星になる)の影が見える。
ここは、今まさに、星が生まれつつある場所なのだ。
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