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星間水素が輝く、ペリカン星雲


https://apod.nasa.gov/apod/ap210301.html

これはペリカン星雲という輝線星雲。
この隣には、暗黒のチリと分子雲で区切られた北アメリカ星雲がある。

このペリカン星雲は、星の形成と進化するガスが異常に混じりあって活発領域で天文学者には、興味深いところなのです。

この写真は、赤色と青色で強調されているのだが、赤は星間水素が発光しているところです。
青色はというと、説明文には書いてなかったが、青色に光る若い星からの光が反射しているものだと思う。

若いエネルギッシュな星から放射される紫外線が、星雲内の冷たいガスを徐々に熱くさせており、電離前線として知られる2つの境界が前進している。

この電離前線は、画像の中心に明るい赤で見える。

この星雲は、数百万年後は、もはやペリカン星雲とは呼ばれないであろう。

なぜなら、星とガスのバランスが現在とは似ても似つかぬ形になっているのが確実だからだ。


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