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カメレオン座暗黒星雲


https://apod.nasa.gov/apod/ap220117.html

カメレオン座暗黒星雲
じっと見ていると、北欧の神話に出てきそうな、荒ぶる神の上半身のように見えてくる。誰もそんなことは言っていないので、私だけかもしれない。
ロールシャッハテストみたいだけれど、同じように見える人は、いるのかな。

星間空間にあるチリは、普通背後の星や銀河の光を遮って、その存在がわかる。それはそうだろう。というか、今気づいたのだけど。

ものが見えるということは、そこから我々のところに光が届いているということで、そうなるには二つしかない。

一つは、そのもの自体が光を発している場合。恒星なんかが、これに当たる。
もう一つは、何かからの光が、そのものに当たり、その反射光が、我々のところに届く場合だ。月や惑星がこれに当たる。

ところで、このカメレオン座暗黒星雲は、上部の赤色とか茶色は、独自の光だという。なぜチリが光を発しているのかは、書いてない。
察するに、チリのガスがイオン化して、光を発しているということかと思う。

最も、画面中央の青い光で包まれた部分は、βカメレオン星の光の反射光であるというし、その下の白い光は、IC3104銀河。そのほかの光は、我々の天の川銀河内の星。


今回の気づきは、宇宙を知るには、何かが見えたら、なぜそれが、そのように見えるのかと考えること。天文学というのは、これをやっているのね。
何を今更、知らなかったのかと言われるだろう。

意識してませんでした。
単純に、綺麗だなとか、へえそうなんだでした。
私は。

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