ミマス(土星の衛星)のクレーター
これは、土星の衛星ミマス(Mimas)の写真。
ミマスは、直径400Km、このクレーター(Herschel Crater)の直径は130Kmある。
注意してみると、クレーターと周囲の小さいクレータの表面の色が違うことがわかる。
さて、どうしてこのような色の違い=表面の組成の違いが生まれたのであろうか…………と天文学者は考えるのである。
答えは、書いてなかった(^^;
直径が130kmあるとすると、深さはどれくらいになるのだろう。目測では、かなり深そうだ。
それにしても、硬い岩石にこれまた硬い岩石がぶち当たってできたような穴だ。
実際現地で見ると、かなりな壮観だろう。
それにしても、ミマス、全身創痍と言うくらいに、クレータで覆われている。
過去にぶち当たってきた、小惑星の多さが窺える。
このHerschel Craterを作った、小惑星より大きなものが、土星の小さい衛星に衝突したことも当然考えられる。
それはどうなったのか、多分衝突された衛星は、木っ端微塵に破壊されたのであろうと書いてあった。
ちなみに、一番大きいクレーターは、月の南極エイトケン盆地で、直径2,500kmあるという。
木星の衛星ガニメデで半径7,800kmのクレーターが発見されたとの記事が複数あったが、ガニメデの直径は、5,262kmなので、計算が合わない。
もっとも、ガニメデの表面にある同心円構造の溝から考えての衝突痕というから、半径に直すとそういうことになるということかもしれない。
この写真は、2010年に探査機カッシーによって、ミマスから、10,000Kmの距離から撮影されたもの。
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