大好きだった音楽
昔は移動中に音楽を聴いていないと気が済まなかった。
電車の中、家までの道のり。
1人でどこか出かける時は必ずイヤホンで音楽を聴いていた。
高校生の頃はipod nanoにイヤホンをさして聴き、大学生になりipodではなく携帯にイヤホンをさして音楽を聴いていた。
社会人何年目かで、Bluetoothで音楽をイヤホンに飛ばして聴くようになった。
時代の変化に敏感に切り替えてきた。
ただいつからか、電車に乗っている時に音楽を聴くことが少なくなった。
最初は聴いていても、途中で聴くのをやめることもあった。
なぜなら大人になるにつれて電車のガタンゴトンという自然に出てくる音を聞きながら見る外の風景が大好きだった。
住んでいるところが田舎ということもあり、田んぼ一面に広がる景色が電車の窓から見れた。
その景色を見るとすごく心が落ち着いた。
常に聴いていた音楽。
いつからか聴くことがかなり減った。
そして息子が生まれ、イヤホンを持ち歩くことさえなくなった。
昔はイヤホンを忘れたら絶望的だったのに。
年齢だけ重ねて中身は何も変わってないと思っていたけど、考え方・感じ方など少しずつ変化している自分。
これからまた自分がどんな風に変化していくのだろう。
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