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メンタルモデル×コーチング 紐解きセッションで超身軽になった話。

全く同じような場面で不本意な現実に何度も出会うようになった。

分厚い鉄壁で守り、何度も言葉で攻撃してしまう。

私は言葉に傷ついた経験があり、言葉を大切に使いたいと心から願っているはずなのに、どうしてもある場面で攻撃的になってしまう。

とっっっても不本意。
そして、私はある場面に出くわすと盲目的になり、相手を傷つけていることにさえ鈍感になってしまう。

どうにかして自分を守らなければ……危ない。

咄嗟に、とっても無意識に、「ここは危ない!」と思考が危険を察知する。



でも、分厚い壁を作りたいわけではないし、攻撃したいわけではない、本当はゆっくりじっくり関係性を築きたい。

なぜこうなるのだろう。

困った………



そんな時、「メンタルモデル」の文字が次々と目に留まった。

言葉としては知っていたけれど、以前触れた時はよく分からなくて、これまで深く興味を持つことはなかった。

しかし最近、「メンタルモデルだとこの動画がおすすめですよ」と紹介してくれた方がいて、どんな動画なんだろう?と何となく視聴した。

最初は「?」と見ていたが、だんだんと、「?!」「!」に変わった。

メンタルモデル、私の今の悩みにきっと最適…!もっと知りたい!!!と思うようになった。

それから、コーチングスクールが同じかのこのさんがメンタルモデル×コーチングの紐解きセッションのモニター募集をしているのが目に留まった。

速攻で申し込んだ。


セッションを受ける前は、私の悩み事が紐解かれるのかどうなのか…?と半信半疑だった。

けれど、私のテーマは紐解きセッションにまさに適したテーマだったようで、疑いの気持ちは全く必要なかった。



かのこのさんがメンタルモデルについて丁寧に説明をしてくださり、要点を理解。

セッションなので感情や身体感覚も使って潜在意識にもアクセスしていった。

かのこのさんがセッション後にシートを渡してくださった💐


セッション中、私は誰かに支配され、溶けてなくなってしまうイメージを身体感覚として強く感じた。


悲しくて、ほろほろと泣いた。


セッションでははっきりと言葉にする勇気がなかったけれど、「溶けてなくなりそうな私」は、幼少期だったり中学生の頃の私だった。

みんなについていけなくて不安で先生に話しかけたら、「後で教えるから待っててって言ったよね?」と教室の端っこまで追いやられて保育園の先生に突き飛ばされた4歳の私。

保育園の帰り道、スーパーで買い物中に男の人にトイレに閉じ込められて性被害に遭った5歳の私。

好きの裏返しで毎日嫌なことを言われ続けた中学生の私。


当時は何が何だかよく分からなかったし、頭が真っ白だったような気がする。

保育園の先生・利己的な男性・クラスの中心的な男の子。

圧倒的な力を感じる上下関係や年齢差・体格差・ランクの差。



分厚い鉄壁で守り、何度も言葉で攻撃してしまう。論破してしまう。
どうにかして自分を守らなければ……危ない。
咄嗟に、とっても無意識に、「ここは危ない!」と思考が危険を察知する。

この反応が出てしまう理由は、

「私は弱い」「世界は私をコントロールしてくる・思うようにされてしまう」

という思い込みがあるからだった。



そして私の願いは、「一人一人が尊重される世界」「平等」だった。

(そういえば、この願いが蔑ろにされている状況に触れる時、些細なことでも私はいつもより反応的になるところがある)


「溶けてなくなってしまう私」の感覚は今でも身体感覚としてありありと思い出せる。

けれど、紐解きセッション後、

私は弱いというセルフイメージや、コントロールされることが怖いんだと感じると、

「今は昔とは違うな」

と俯瞰して冷静になれるし、とっても軽い気持ちになる。

身構えなくなる。


これまでの眼鏡を外して世界をクリアにまっすぐ見てみたら、今ここの私は弱くないし、世界はそんなに怖くないことが分かる。



「溶けてなくなってしまう私」

を守るために、

「分厚い壁を作ったり、攻撃したり、論破する私」


最近は武装している私ばかり見えていたけど、奥には、溶けてなくなってしまう私がいた。

今になって出会えて嬉しかったし、驚いた。

武装する私。私を守ってくれてありがとう💐



そしてありがたいことに、同時期にこんなことにも気づいているから、きっともうどうしたらいいかも分かってるよね。

▼前回の記事(不本意な現実)


これまでのことはなかったことにはならないけれど、全部ひっくるめて私。

私を見つつ、少し眼鏡を外して、歩いてみよう。

私はそんなに弱くないし、世界はそんなにコントロールしてこない。

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