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宮崎県高千穂へ一人旅に行ってきた!!

ずっと行きたかった、宮崎県の高千穂へ行ってきました〜!

高千穂は大分県と熊本県と接していて、宮崎県北部の山沿いに位置します。

詳しいことはあまり分かってませんが、とりあえずGOGOー!

今回も一人旅です!


高千穂1日目

福岡県の博多駅バスターミナルから、高千穂バスセンター行きの高速バスを利用しました。

片道3時間半ぐらいで到着したかと思います。

バス車内は単独シートで、フットレスト、リクライニング、スマホ用電源、Wi-Fi、左右のカーテンがあるのでかなりリラックスできました!

今日は高千穂峡のボートに乗る予定でしたが、昨日の雨で川が増水しているらしく、終日休止の連絡が入りました。

作戦会議をしながら、あっという間に高千穂に到着!


降り立ってまず感じたのは、ザ・観光地!というよりは、高千穂で暮らしている方々の生活を感じられるような素朴な雰囲気でした。

今日の宿は高千穂バスセンターから車で15分の岩戸にあるため、早めに宿付近に行くことにしました。

その前に、高千穂バスセンターから近い観光地を散策して、お昼ごはんもこの周辺で済ませることにしました。


このマップを片手に進みます!


まず向かったのは、「槵觸(くしふる)神社」

記紀神話で「天孫降臨」の地として伝わる「槵觸の峰」にある槵觸神社です。
昔から神山として崇めらえ、高千穂八十八社の一つでした。その後、江戸時代の社殿を建立しました。

高千穂峡観光協会ホームページより


その後、目当てのカフェを訪れましたが閉まっていたので、散策しつつお店を探します。

なにやら茂みから「蕎麦」ののぼりが見えたので近づいてみると、

やった!営業中!
入店!お家を改装したのでしょうか。

ざるそばにしよう!と注文。

お店はご夫婦でされているようです。

注文を受けたおばあちゃんから、「天ざるじゃなくてええの?」と言われ、「じゃ、天ざるで!」と注文変更。笑

蕎麦を待っていたら、先にいたお客さんご夫妻が話しかけてくれました。

ご夫婦の旦那さんが一人旅が好きらしく、一人旅の人を見つけると声をかけたくなるそうです。

めっちゃおもしろくて優しい方で、楽しくおしゃべりしました。

そうこうしていると、天ぷらと蕎麦が出てきました。

今まで食べた蕎麦と天ぷらのなかで1,2を争うくらい美味しい!!!!!なんだこれ!!!

めちゃくちゃ満足しながら食べていたら、「hava a good joy!」と、お客さんご夫妻が私に挨拶して出ていきました。

たのしい!!!おいしい!!!

満ちた気持ちで蕎麦湯も堪能し、お店をあとにしました。


一旦バスセンターに戻り、バスで宿のある岩戸まで向かいます。(超山道)

天岩戸神社の、まずは西本宮へ。

天岩戸神社は西本宮と東本宮に別れています

天照大神がお隠れになられた天岩戸を御神体としてお祀りしている。

古事記・日本書紀に記される天岩戸神話を伝える神社。
古事記・日本書紀には天照大神(アマテラスオオミカミ)は弟の素戔嗚命(スサノオノミコト)の乱暴に怒り、天岩戸に籠もられた事が記してあり、その天岩戸を祀る神社と伝えられる。
御神体である「天岩戸」は西本宮から拝観することができます。(定時案内あり)

岩戸川を挟み対岸に東本宮があり、東本宮は天照大神をお祀りしています。

高千穂町観光協会ホームページより
西本宮鳥居

中で神職さんがご案内をしてくれました。

神道は自然を崇拝しているので、人の道を教える他の宗教とはぶつからない。という風なことを言われていて、印象的でした。


西本宮を抜け、天安河原へ向かいます。

天安河原は、天照大神(あまてらすおおみかみ)がお隠れになった際、八百万(やおよろず)の神が相談したとされる大洞窟。

高千穂町ホームページより

時間を忘れて神秘的な空間を味わいました。



東本宮へ向かいます。

西本宮よりも森林を近くに感じられ、とても静かです。

私は東本宮が何だか好きでした。
川より森に惹かれるのでしょうか。

ここで外国人観光客に写真を撮ってもらったり撮ったり。旅の楽しいところです。


東本宮のすぐ隣に今回宿泊する旅館があるので、チェックイン。

お部屋からは高千穂の広大な山々や、大きな鯉のぼりが見え、青空に映えます。


宿で夕食をいただき、しっかり日本酒も飲みました。

地の食材である高千穂牛と奥日向サーモン、旬の筍がとっても美味しかった…!


その後、夜神楽を観に高千穂神社へ送迎してもらいました。

その土地によって神楽はかなり特色があるという印象を受けました。

今回の神楽は33ある中の4つの舞を公開してくださいました。

高千穂の土地や人のおおらかな雰囲気を感じた時間でした。

宿へ帰るとお部屋にそばぜんざいが。

ほっこり。おいしい。


食べ終え大浴場へ向かうと、夜神楽をご一緒したご夫婦の奥さんが話しかけてくれました。

大分からいらしたそうで、高千穂でおすすめの神社も教えてもらいました。明日行くぞ!

お仕事としてのかしこまった会話ではなく、「私」と「あなた」という一個人どうしの一期一会の会話。

とても大好きな時間。

すごく楽しい!!


▼ 手が動くがままに描いた高千穂1日目。

あとづけ解説:山・川の煌めき・天孫降臨・土地と人のパワー。夜神楽おもしろくてそのおもろー要素がちょっと入ってる。圧倒的曲線のおおらかさを持った土地。


今日はエアコンなしでちょうどよくて、心地よさの中就寝。



高千穂2日目

宿で朝ごはん。

山のもの、川のもの。虹鱒と白米、豆腐、自家製おから…全部おいしい。
食後のコーヒーとそばフレーク

美味〜!全部完食!

昨日大浴場でお話しした奥さんが声をかけてくださり、うれしかった…!

本日も快晴。
今日は高千穂峡へ向かいます!

高千穂峡へは徒歩で行けそうなので歩いてみる。

が、かなり坂道が多く、足腰鍛えられるなー!と楽しむ私。笑

途中で高千穂神社があることに気づき、参拝する。

約1900年前の垂仁天皇時代に創建されました。高千穂郷八十八社の総社で、神社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。

主祭神は高千穂皇神と十社大明神で、特に農産業・厄祓・縁結びの神をして広く信仰を集めています。高千穂皇神は日向三代と配偶神の総称です。十社大明神は三毛入野命をはじめとする10柱を祀っています。

高千穂町観光協会ホームページより
空気が気持ちいい


おじさんと高千穂峡への道についてお話ししつつ…ここ抜けられないのね〜と。

高千穂峡へ向かうぞ…!!!

今いるこの場所から下った先に高千穂峡があります
どんどんくねくね道を歩く。楽しい。
ついたーー!!!

時刻は11時過ぎ。
高千穂峡が最も綺麗に見えるという南中の時刻を待ちます。(今日は12時すぎ)

11時すぎの高千穂峡。綺麗だねー!!

1時間ずっと眺め続け(全然飽きない)、
ついに12時。

わ〜〜〜!!すてきーーー!!!
虹も!!!

今日は以前から決まっていた運休日で、ボートには乗れなかったけど、全然いい!!!

(後から知ったのですが、ボートは難易度高く、中には滝行になる人もいるらしいです。ここからの眺めでよかったのかもしれません…!)

お昼はチキン南蛮定食!

鶏がおいしい…泣
白米もおいしい…(白米大好き)


お土産も買い、高千穂峡を後に。

次の目的地、荒立神社へ!

が、歩いてる途中に道の駅を見つけて寄り道。

何やら橋があるので行ってみます。

絶景だけど足がすくむ……!!!
ひょええええ

観光客っぽいおじさまが一人で歩いて来られたので「やばいですよ!」と言う私。

橋を渡るおじさま、めっちゃ怖そうな表情。

共感できてうれしかった…!!!


道の駅を後に、今度こそ荒立神社へ!

ずんずん歩く。

もちろんまた寄り道もします。
徒歩だからどこでも自由自在に入っていける!いいね!!

荒立神社の手前で「高千穂あまてらす鉄道」が偶然横切る。やったね!


そして神社の前。
今の私にとって激坂すぎます。
ひょえー!

いっくぞーー!!

芸能と縁結びにご利益があるとされる神社。

瓊々杵尊(ににぎのみこと)が天照大神の命を受けてこの国に降臨される途中で天孫一行を道案内をされた猿田彦命(さるたひこのみこと)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)が結婚して住まわれた地と伝えられ、切り出したばかりの荒木を利用して急いで宮居を造ったため、荒立宮と名付けられたといわれています。

高千穂町観光協会ホームページより

私が来た時、ちょうどカラスが拝殿の中を荒らした後だったらしく、お米が散乱していました。

私も息を切らしながらなんか全体的にてんやわんやしながら参拝。笑

板木をコンコンと七つ打つと良いらしく、何となく打ってみました。

森に響き渡る木の音がなんだかおもしろかったです。

(疲れていたのか写真がほぼありません笑)


帰りの高速バスの時間に間に合うようにバスセンターへ。

帰りはぐっすり寝て、いつのまにか博多バスターミナルへ到着していました。

2日で20km歩いていたらしく、坂道も多く、そりゃ寝ちゃうよねー!という感じ。

新緑の季節大好きで最高でした。

よく歩いたエコ旅!

国見ヶ丘以外は、高千穂の主な観光地は制覇できたんじゃないかと思います!(すごー!)

次は隣県の熊本にも行ってみたいです!
熊本はドライブしたい!

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