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こんな時代だから決められないまま進むけれど起動に乗ったので冒険もしたい

土砂降りのなか傘がさせないまま駅へ向かった日のことです。満開に近い桜が散り、道路の隅に追いやられていました。

桜を、歩きながらでも見たいなと思っていました。
もう今年は時期を逸したのだと諦めました。

けれど、一つの季節が終わろうとしているというよりも、新しい季節が始まったような気になっていて弾みがつきました。桜が散って始まりを感じるというのは、学校のリズムですね。4月始まりです。

さて、年始から取り組んでいることに結果がついてきました。まだ目標の30%達成ですが、このまま順調に進めば来年の初頭には100%になります。まだ何がどうなるかわからない状態でなかなか収入につながっていません。それでも何より物事が進んでいて楽しいです。自分の人生が始まった感があり精神的に◎。目に見える結果もついてきているのだから軌道に乗ったと言えます。

1月はじまり 1− 3月 30%達成
4月はじまり 4−8月 50%
9月はじまり 9−1月100%

そうすると、少し欲が出てくるというかゆとりが生まれます。いや、リスクヘッジを考え始めたのです。きっと100%達成したときに「これだけ?」ってなります。慎重にスタートしたので、きっとそうなります。

つまり、進行形の一年の計画はこんな感じです。

1-12月 1ライン

だけ。
それが30%達成し順調に軌道に乗り始めたところ。

だからここに、2ライン目があってもいい気分になってきました。それを、桜が散り始めたのを合図に自覚したのです。

1-12月 1ライン 30%達成
4−3月 2ライン

それで、3つ目のラインもいつかスタートするんじゃないの?と想像。自分の行動予測です。

1月はじまり 1-12月 1ライン
4月はじまり 4−3月 2ライン
9月はじまり 9-8月 3ライン

「ナカダルミ」という言葉がありますが、自分をスタートから軌道に乗せるまでの慎重さが喉元とおりすぎた時にくる余裕のことですよね。その期間を、冒険に使って、全体のリスクヘッジにしようと考え始めるのは、以前の仕事で身につけた感覚かもしれません。会社員時代の経験が無駄になっていないようです。

以前の仕事では、1−12月で億単位の売上計画でしたが、「9月はじまり」前までに年間目標の70%以上が達成されていました。あとは失敗さえしなければ普通の仕事をするだけで達成する流れでした。し、パプニングでマイナスもプラスもありましたが落ち着いて対処できました。かつ心配なので翌年の仕込みをし始めていました。だから、少しずつ翌年の仕込みをし始めているので、次期を目前にしたところでの急な配置換えをされても、すぐに引き継ぎができるのです。配置転換は選べませんし、だいたい急ですね。

よく会社でアイデアを出したり、意見を述べると

自分の会社作ってやってください

という人が何人かいました。

自分で開業はしないの?

も。

あなたに開業なんかできるわけない

も。

どれも本当だなと思いました。1年間、3年間、5年間と先の流れが見え始めたら交代や配置転換されてしまうのを2回繰り返したところで、誰かに言われなくても心底そういう軌道修正を考えるというか揺れる岐路に立ちました。マイナスから0から立て直し軌道修正ができるならできるかもとか。

自分の会社を作る(開業独立)が簡単ではないと予測はしていますが、そういう仕事のやり方を通ってきたことで、どうしたらいいのか残りの人生を考え始めたのだと思います。それでも、あの頃に転勤移動を強要されなければ続けていたでしょう。コロナ禍があったのでしなくて正解なのですが。

いろいろ決められないことは決めないけれど、やることはやるでスタートして、今は正解だと思っています。遠くから応援してくれる人もいるのを確かめては安心して進めています。

4月はじまりの2ラインをどう取るかで、また何かが決まっていきます。先の見えない時代だから、こんな感じで冒険してもいいと思えるだけ以前より楽です。




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