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後藤さん

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2022年7月の記事一覧

米企業決算集計 PERに映る市場心理は?

米企業決算集計 PERに映る市場心理は?

米企業の決算はピークを越えつつあります。企業によって明暗がありますが、Amazon, Apple, Microsoftなど主要企業は発表後に株価が上昇するなど、全体として市場の反応はよかったといえます。

今回は少し視野を広げて、2022年、23年の米企業の利益がどうなりそうか。そして、GAFAMなど主要企業の内訳はどうなっているか。さらに株価との関係(PER)はどうなっているか。言葉の説明は最小

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FRB入門#5 逆イールド

FRB入門#5 逆イールド

【注】7/26配信の記事をもとに、9/15時点の状況を踏まえ上書きしました

前回、「逆イールド」とはなにか、なぜ「景気後退(リセッション)の兆候」とされるかを説明しました。今回は過去の逆イールド局面も簡単に振り返ります。

上記は1987年以降の長期チャートです。緑のシャドーが「景気後退(リセッション)」(NBERベース)です。そして赤丸が「2年-10年」の逆イールド。いずれも景気後退の少し前に

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FRB入門 #4 イールドカーブとは?

FRB入門 #4 イールドカーブとは?

【注】7/25の配信記事を9/14時点の状況を踏まえ上書きしました

FRBの大幅利上げ観測が強まっており、9/14には2年債が一時3.83%まで上昇し、15年ぶりの高い水準を付けました。2年債利回りが10年債利回りを上回る「逆イールド」が深まっています。景気後退のシグナルといわれる「逆イールド」や、そのもととなる「イールドカーブ」をできるだけかみ砕いて解説します。

国債は3カ月債や10年債、3

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FRB入門 #3 そもそも10年債って?

FRB入門 #3 そもそも10年債って?

10年物国債。いろいろある国債のなかでも主役といえ、マーケット報道でよく耳にします。「10」がキリの数字ということもありますが、それ以外にも注目される理由があります。そこを理解すると、「金利と株価の関係」や「イールドカーブ」など債券市場の重要な概念もかなりわかってくるようになります。

前回、3カ月物国債や2年物国債の金利は今後のFRBの政策金利の予想でほぼ決まると説明しました(👇リンク)

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FRB入門 #2  利上げと国債金利

FRB入門 #2 利上げと国債金利

前回、中央銀行の「利上げ」は「銀行間の短期金利の引き上げ」と伝えました。一方、最近の報道では「米国債金利」「米長期金利」という言葉も報道でよく目にすると思います。今回のテーマは短期金利と長期金利の関係。少し複雑ですが、ここを理解すると景気や株価との関係も一気にわかりやすくなります。

国債金利と銀行間金利カードローンや住宅ローンに返済期日があるように国債も3カ月債や30年債など様々な種類があります

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