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おしゃれ野菜を育てるの巻~昇級の儀式~

種蒔きをして約1か月が経ち、みるみるうちに可愛い葉を出し始めた野菜たち。
もう小学校の机は小さくて窮屈というばかりに、土から飛び出しそうな子も出てきた。

さて、今回はそんな子たちを中学へ送り出すお話をしよう。

主張する緑たちは何者?

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一瞬で目につくのは、写真右側の芽だ。

これは”ゴールドラッシュ”という名前で、
畑に輝く黄金の野菜を連想するとわかる人もいるのではないか。

トウモロコシだ。
これが果たしておしゃれ野菜かどうかは不明だが、
名前だけで運気が上がりそうで、私は気に入っている。

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続いて緑一面のプレートが主張をしてきている。

ここには、6品種のトマトが並んでいる。
左から”シンディーオレンジ”、”シンディースイート”、”ルネサンス”、”おどりこ”、”フルーティー美味”、”桃太郎ファイト”。

多くが二葉から本葉が出て、4枚の葉になっている。
特に中央の”おどりこ”は、「他の子たちよりも私たちBIGでSEXYなのよ」という声が聞こえてきた。

さて、この子たちはもうこのプレートにいるような子供ではない。

ということで、ポットへお引っ越しだ。

昇級の儀式

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用意するのは、育苗用の土、水、鉢のみ。

種蒔きの時と同じ工程で土に水を含ませ、
鉢に9割程詰め、中心に5cm程の穴をあけておく。

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一株に使う土が6、7倍くらいになったのだから、
まったく偉い身分になったものだ。

さあいよいよ、この子たちをプレートから出すことになる。

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芽を引っ張ると切れてしまう可能性があるので、
まずプレートの底の穴に枝を差し、土ごと押し上げる。

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すると土にへばりつく長い根が、根こそぎするっと取れる。

その作業は、まるでにきびをつぶしたあの時のような快感であった。

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時間をおくことなく、鉢に移して、新しい土と馴染ませて完了。

わが子が中学生になったのだ。

”おどりこ”の前で私も踊り子となった。

大きくなあれ

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さて君たちは、今日から新しい道を歩き始める。

これからすくすく育って、畑という大きな社会へ飛び出すのも間もなくだ。

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ということで、今日は2種類の野菜の鉢上げが完了したわけだが、
残るプレートには、32種類もの子が各々すくすく成長している。

よって、私は日に日にこの作業で忙しくなっていく。

その一方で、街ではバイキンマンのコロナが消えていきますように・・・という思いを込めた”祈りの舞”で今日はお開きにしよう。

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