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10/22(週報)何をきっかけに株投資をはじめるかは米国債金利を見る

19日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は19日、米経済の力強さと労働市場の引き締まりを踏まえると、FRBの一段の利上げが正当化される可能性があると述べた。

パウエル議長はニューヨークのエコノミック・クラブで行った講演で「われわれは、経済成長と労働需要のレジリエンス(回復力)を示す最近のデータに注意を払っている。成長が持続的にトレンドを上回っていること、または労働市場の引き締まりがもはや緩和されていないことを示す新たな証拠が出てくれば、インフレを巡る進展がリスクにさらされ、金融政策の一段の引き締めが正当化される可能性がある」と述べた。

その上で、インフレ率をFRBが目標とする2%に持続的に戻すためには「成長率が一定期間トレンドを下回り、労働市場の状況が幾分か一段と軟化することが必要になる可能性がある」と語った。

同時に、FRBは一段の利上げの必要性を巡る検証を「慎重に進めている」と表明。10月31日─11月1日に開かれる次回連邦公開市場委員会(FOMC)でフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標が5.25─5.50%に据え置かれる可能性を示唆した。

<新たな「不確実性とリスク」>

また、一部の重要な指標は新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)前の水準に近づいており、労働市場が冷え込みつつある証拠が得られているとも指摘。FRBがバランスを取りながらインフレ対応を進める中で、考慮しなければならない新たな「不確実性とリスク」が数多く存在しているとの認識も示した。

こうした不確実性とリスクには、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスによるイスラエルに対する「恐ろしい」攻撃に起因する経済への新たな地政学的リスクが含まれると指摘。「FRBはこうした動きが経済に及ぼす影響を監視する役割を担っている」と述べた。また、個人的にもイスラエルに対する攻撃は「恐ろしいことだと感じた」と語った。

<国債利回り上昇>

このところの市場主導による国債利回りの上昇については、全体的な金融状況を「大幅に」引き締めるのに役立っていると指摘。「金融情勢の持続的な変化は、金融政策の行方に影響を及ぼす可能性がある」とし、市場に基づく金利上昇が持続すればFRBの利上げと同様の効果をもたらすとの考えを示した。

<インフレ「なお高すぎる」>

議長は「インフレ率はなお高すぎる」とし、「数カ月間の良好な統計は、インフレ率が目標に向かって持続的に低下しているという確信を築くのに必要な始まりに過ぎない」と指摘。「こうした低い数値がどの程度継続するのかは分からない」とし、「道は険しく、時間がかかる可能性が高い。われわれはインフレ率を持続的に2%に引き下げるという決意で一致団結している」と。

下記の米国債10年金利、NYダウ、NASDAQ, 日経平均、GROWTH市場の
ボリンジャーバンドを見れば一目瞭然。株式相場は下落市場。投資する環境にあらず。目先の戻りに惑わされず、あくまでも売り方の買戻しだと思って間違いない。

米国債金利が落ち着くまではじっくりと下値模索体制がよい。


米国債金利
NYダウ
NASAQ
日経平均


GROWTH

海外投資家動向

※先ずは相場に影響を及ぼす海外投資家動向、10/10-10/13を探ってみる。

10月第2週

10/10-10/13 海外投資家動向

10月第2週(10月10─13日)の海外投資家による日本の現物株と先物合計の売買は、8004億円の買い越し(前週は8963億円の売り越し)だった。買い越しは4週ぶり。個人は4796億円の売り越し(同4847億円の買い越し)で4週ぶりの売り越し、信託銀行は1258億円の売り越し(同523億円の売り越し)で2
週連続で売り越した。

東京証券取引所がまとめた同期間の2市場投資部門別売買状況によると、現物株は海外投資家が4749億円の買い越し(前週は5262億円の買い越し)だった。買い越しは2週連続。個人は1728億円の売り越しで、信託銀行は590億円の売り越しだった。

<現物+先物>

3月分累計 -2兆4171億円
4月分累計 3兆0379億円 買い場が訪れる
5月分累計 3兆3686億円
6月分累計 8661億円
7月分累計 7419億円 
8月分累計 2960億円
9月分累計 ー3兆6071億円
10月分累計 ー8963億円 先週まで
10月分累計 ー959億円

<プログラム裁定取引 >

3月分累計 4兆9096億円 買い残超
4月分累計 2兆2881億円 買い残超
5月分累計 4兆8478億円 買い残超
6月分累計 5兆2046億円 買い残超
7月分累計 3兆9009億円 買い残超
8月分累計 4兆0953億円 買い残超 
9月分累計 5兆4328億円 買い残超 
10月分累計 6771億円 買い残超 先週まで
10月分累計 1兆3012億円 買い残超

<現物+先物>-<プログラム裁定取引 >

3月分累計 -7兆3267億円
4月分累計 +7498億円 買い場が訪れる
5月分累計 -1兆4792億円
6月分累計 -4兆3385億円
7月分累計 -3兆1590億円 
8月分累計 -3兆7993億円
9月分累計 -9兆0399億円 
10月分累計 -1兆5734億円 先週まで
10月分累計 -1兆3971億円

※海外投資家動向として、いよいよ売り系を絞り気味にしてきてはいるが上記金利上昇と地政学的リスクを考慮すると株式環境は決して良好な状態になるとは考えにくい

週末終値情報

NYダウ

10/21日本時間入電 33,127.28 286.89ドル安

NASDAQ

10/21日本時間入電 12,983.81 202.37P安

日経平均
10/20 31,259.36 250.91円安

GROWTH指数
10/20 841.12 3.95P安

GROWTH 10/23-10/27 急騰前株

※投資方法として、下記推奨銘柄をどの時点でインしてどの時点でアウトするかはご自身でお決めください。

ここ3年くらいボリンジャーバンドによるデータを毎日とっていて、あーでもないこーでもないを繰り返し、何か見えてきたような気がする。継続は力なりです。

【気になる銘柄】0銘柄

※週によっては気になる銘柄(ダブってしまう場合もあります。)
現在全体相場が下降中は無理にインは禁物

先週分を見る限り、動きに注視したい銘柄は
4431 スマレジ
4393 BOイノ
6255 NPC
4418 JDSC
他薬品株系 4599/4882/4892

※購入額は100株として計算しており、持続した場合の損益として表示しております。購入、手仕舞いについては各自判断をお願い

!(^^)! スキを押して頂きますと今後の励みになります。 !(^^)!

※今後もどうぞよろしくお願いいたします。

経済レポート専門ニュース
http://keizaireport.com/549962/



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