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「そのとき」を掴む

ひとつ、タイミングを逃してしまった。

うちの会社では各事業所から1、2名が出席する会議が毎月1回あるのだが、このご時世においても対面会議をしている。

各事業所からメンバーが本部に集まり開かれるため、移動時間のロス、メンバーの遅刻や会議開始の遅れ、それによる会議時間延長と残業など、もったいないことがたくさん起きている。

参加人数を極力減らして会議を開くなどの対策も取られたが、参加者の内1名は隣の市に事業所があるため毎回リモートで参加している。会議中、その1人だけ声が聞こえず会議の内容についていけなかったり、それを少しいじるような雰囲気もあって、いっそ全員オンラインミーティングにすればいいのではと疑問を持っていた。

本日もその会議は少人数で行われたため、いいタイミングかな、と思い、「今後もオンラインではなく対面で会議をするのか」と疑問を投げてみた。すると議長は「うちの県は危機管理のフェーズが下がっているから、次回からは全員出席で!」と元気に返事が返ってきた。

認識の違いに唖然とし、とりあえず次回の会議は10名以上がリアルで集って会議を行うことになった。

もちろん対面でこそ伝わる非言語のコミュニケーションもあるだろうし、深い話もしやすい場合もあるだろう。

しかし、オンラインでミーティングできる環境があるにもかかわらず、それをあえて選ばないこの会社の風潮は何なんだろうとシンプルに疑問だ。

ふんわりと疑問を投げてしまった自分にも反省点はある。ベストなタイミングを見極め、相手にもメリットを提示し具体的に変わる、「そのとき」を掴むのはなんて難しいんだろう。ただ、今回は上手くいかなかったが、これも練習次第だろう。

日頃からいろんなことについて考え、他者も尊重しつつ、みんなにとってのベターを目指して自分のスタンスをいつでも明確に伝えることができる、そんな人物でありたいと思った。

次回会議での議題に「オンラインミーティングの提案」、入れていきましょう。









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