明日、一歩を踏みだしてみようとおもう。
初めて書いた「安心できる関わりは、最強。」っていう記事を書いた時、
こんな先生になりたいなと思えるひとりの教官がいた。
そのあと、ぐぐっと仲良くなって、とても頼りにしていた。
その人は、いつもわたしのペースに合わせて教習を進めてくれた。
わからないときは時間をかけて教えてくれたし、いつも丁寧だった。
1コマ50分なんてあっという間に過ぎていくから、限られた時間でこういうことができるのは本当ににすごいなーってみてた。
無意識に教える立場としてその人を見ていたら、
「今のすごい!ポイント」がめちゃくちゃたまった笑
教習所卒業が少しずつ見えてきた頃から卒業するまでは、完全にその人に担当してもらうことができた。
わたしは怒られるのがほんっっっとうに嫌で失敗を極端に恐れるんだけど
うまくいったら「今のとってもよかったよ」
ミスしたら「今のは、いい経験だなー」って
何をしても受け入れて肯定してくれるから、”安心感”がはんぱない!!
安心して思いっきりやれると、話すことも増えてきた。
ちょうど、その人みたいな先生になりたいって話していたタイミングで
わたしは教員として採用された。
あんなになりたかった先生なのに、不安の方がどんどん大きくなってきた。
そんなことを話したら、
「プレッシャーか? でも、(生徒と)一緒に楽しむことだよー」って。
いつも怒らないで、楽しそうに笑っているその人を見てきたから素直にその言葉を受け入れたいと思えた。
わたしは、つい3日前に教習所を卒業した。
卒業式が終わって、ありがとうを伝えに行った。
少し立ち話をしてから最後に
「無理するなよー」って言葉をもらって帰ってきた。
その言葉に、とてもびっくりした。
でも、その人みたいな先生になるために送り出してくれたと思った。
今回の教習所も通うの禁止期間があったりもして、本当にいつもギリギリを生きているんだけど、出会ったひとりひとりに力をもらって生きているんだなーって強く思った。
不安も怖さもいっぱいある。
でも、
わたしは明日から先生になります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?