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通り雨の向こうには優しい天使が待っていて


嫌いになれる瞬間を待っている。どうでもよくなれるそのときまでじっと我慢していれば、すっと軽くなれるんだ。その瞬間はいきなりだったりするんだけど、いや、だいたい突然やってくるんだけど、あれ結構きついんだよな。できればもっとふんわり霞んでいけたらいいんだけど、人間そうもいかないもので。人間って括るのは違うか。人それぞれっていう言葉、もっと大事にできないものですかね。その人の価値観はできるだけ尊重してあげたいよ。共感はできなくても、理解する努力は無駄ではないと思うんだ。なんて、これも人それぞれでいいんだろうけど。そもそも努力とか感じてしまう時点でなんか違う気もするしな。はあ、難しい。人の心配したつもりになったって、結局自分の都合でしかないんだ。だって自分がいちばん可愛いもの。可愛がってあげることがいちばん楽に生きれる方法なんじゃないかと、今思いついてしまったよ。とか言ってる場合でもないんだけど。

これはいつかの下書きで、思い出したから続きを書いてみてるだけ。なんだか今は、そのときがきてるような気もするし、違うところで始まっているのかもしれないような気もする。ほんとのほんとは、今そんなこと考えていられる余裕なんかないんだわ。ああ、明日がんばろう。明日は、がんばろう。お風呂のお湯溜めすぎちゃったな。眠い。

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